**たかのゆり

2017/06/21

『不運は神様からのおくりもの』 前書きと目次

Takanoweb


不運は神様からのおくりもの
 ~美の伝道者「たかの友梨」ができるまで~


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著者:たかの友梨
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-413-6
初版発行:2015年10月6日
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はじめに―「たかの友梨」37年の歩みの集大成として、夢と共に生きて

東京・新大久保のビルの一室に「たかの友梨ビューティクリニック」がオープンしたのは、昭和53(1978)年のことでした。

当時は「エステティックってなに?」と、会う人ごとに聞かれた時代です。

それからの37年間は、「エステ」という未墾の地を肥沃な大地に変えるための、試練の日々でした。

前を歩いて手本を示してくれる人が誰もいないなかで、わたしを支え、勇気を与えてくれたのは、「夢をかなえる」という思いだけでした。

わたしはいつも、視界の先に夢を描き、それに向かって一途に歩みつづけてきました。美容の中心地・青山に店を開く夢、高層ビルに入居する夢、世界中のエステを自分のものにする夢……。

自分を信じ、あきらめず、精魂込めて〝いま〟をクリアすることで、それらの夢は、一つひとつ実現していきました。

人生のいちばん最初の夢は、〝養母〟のようにきれいになること。

養母は男運が悪く、わたしは少女時代、親戚の家を転々とする日々を送りました。そして中学を出ると、養母の勧めで、理容師という、思ってもみない職に就くことになったのです。

働き詰めの日々のなかで、孤独なわたしを支えてくれたのは、「日本一の理容師になる」「いつかきっと成功する」という夢でした。

さまざまな試練は、わたし自身の内に隠れていた可能性を引き出し、わたしはパワーと情熱をもった女性になりました。

もし、わたしに、ほかの人にはない力が備わっているとしたら、それは「夢を見る力」ではないかと思います。

もうひとつ、わたしは厚くて大きい手を、生まれつき授けられました。

わたしのマッサージを受けた人は、手のひらが肌にすいつくような極上の気持ちよさを味わうといいます。「まるでエステティックをするために生まれてきた手」と、いわれたこともあります。

現在、エステティックは、女性にとってたいへん身近なものになりました。「たかの友梨ビューティクリニック」は全国に100店舗以上に広がり、そこで働くエステティシャンは、たくさんの女性に美しさと幸せを与えつづけています。

平成25年には、長年の夢であった美容の総合学校「学校法人たかの友梨美容専門学校」を開設するにいたりました。エステ界でも画期的な出来事と注目を集めたこの学校の設立は、まるで夢のほうからわたしに近づいてきてくれたような、不思議な出会いの賜物でした。

これから、この学校から巣立っていく優秀な美の職人たちが、日本の内外で力強く羽ばたいてくれることを期待しています。

60代半ばを超えたいま、わたしには、まだ大きな夢が残っています。それは「たかの友梨」のブランドを、100年先、200年先も輝く存在にさせることです。

「たかの友梨」という名前が、時代を超えて多くの人に元気と勇気を与えることができたなら、こんなうれしいことはありません。そのために、美容総合学校の開設とともに、「たかの友梨」独自のコスメの開発にも力を入れ、ヒトとモノの両面から、夢の実現に向けて歩を進めていくつもりです。

わたしは、夢と共に生きてきました。

あなたも、どうぞ夢をかなえるために、もてる力を尽くしてください。

あなたの夢をかなえることは、あなたを取り巻く周囲を変え、未来を変えることにつながります。

この本は、60年余の人生を歩んだわたしの集大成として編んだものです。エステのパイオニアとして、女性起業家として、そして出自の不運にめげずに成功を果たしたひとりの女性のライフヒストリーとして、わたしのすべてを投入しました。

エステに関心のある方はもちろん、人生はこれからという若い方、成功を夢見る方、美しさの神髄を探ろうという方……、どんな関心からお読みになってもかまいません。この本のなかから、前向きで自分らしい人生を切り拓くためのヒントが見つかったなら、とてもうれしく思います。

人生もまた起承転結と申します。起こして認められ、転じて結ぶ。わたしはちょうど「転」の時期にあると思っています。いままで育ててきたブランドを基盤に、新しい分野に転じ、輝く結びに向かうとき―。人生は、これからなのですから。

 平成27年8月  たかの友梨


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はじめに―「たかの友梨」37年の歩みの集大成として、夢と共に生きて 


序 章 たかの友梨美容専門学校

トータルビューティを実現できる人材を育てる新時代の学校 
美と癒しの永遠のテーマに取り組む学舎 


第1章 出生のハンディキャップを努力のバネにして

不運だったけれど、不幸とは思わない 
自分ではどうすることもできない定め 
美しい養母はあこがれの人、だが不幸な結婚が運命を狂わせる 
義父の虐待、借金で一家離散に 
踏切をくぐりかけた八千代、弟の死に冷たい言葉をかける実母 
実母から教えてもらった、女神の前髪をつかむコツ 
炊事、洗濯、薪集め、イモ掘り……、祖母の家ではすべての仕事をまかされた 
「働かざる者食うべからず」祖母の金銭哲学には真理があった 
結婚式の花嫁姿にうっとりと 
家ではひとりぼっちの孤独な日々 
衝撃の事実、母だと思っていた女性は養母だった 
進学は許さない、理容師になりなさい 
下働きの日々 
努力は決して自分を裏切らない、日本一になるため東京へ 


第2章 美しさに目覚め、「たかの友梨」誕生へ

人生二毛作、昼は理容店、夜は居酒屋 
ニキビに悩まされた暗い日々 
ビューティアドバイザーになり美に目覚める 
新しい世界の新しい価値観 
すべてのお金をなげうち、パリへ! 
パリで出合った「引き算の美学」 
美しくなることは病んだ心も癒すこと 
自ら開発した美顔器「ヴィッキー」が大ヒット、「たかの友梨」の誕生 
悶々とした気持ちを超えた先に見つけた自分らしさ 
「たかの友梨ビューティクリニック」1号店オープン 
どん底から大繁盛へ 


第3章 新時代のエステティックのための歩み

日本のシャンゼリゼ通り、青山に新店舗オープン 
あなたのやることならお金を出しましょう 
多店舗展開の明と暗 
教育へのこだわり 
成功の証、新宿センタービルに入る 
家庭も完ぺきをめざしたが 
地獄の特訓で自分を知る 
業界に一大インパクトを与えた松田聖子のCM 
エステ・デ・ミロード事件 


第4章 美とエステティックの神髄を求めて

「エステとはなにか」を追究する旅 
厳選された世界のエステを体験できるサロンに 
心と体はつながっていて、小宇宙であることを教えてくれたアーユルヴェーダ 
門外不出、幻のトリートメント「ロミロミ」の感動 
美=健康とリラクゼーション、エステティシャンはカウンセラー 
脱毛からの撤退、心と体を癒すセラピストとして 
代替医療としてのエステティックの可能性 
「たかの友梨ビューティクリニック」から変わるエステの概念 


最終章 永遠の「たかの友梨」ブランド

ISO9001取得、スーパーブランド認定も 
「たかの友梨エステファクト」満を持してのコスメ登場 
美と健康のリゾートホテル「桜庵河口湖ホテル」 
女性にとっていちばん大事なことは「自立」 
自立する女性に必須の技術と経済を提供 
「たかの友梨」のもとに集まる人々とよい関係を 
お金は人のために使うもの、成功した意味を教えてくれる貢献活動 
東日本大震災で実感した女たちの生きる力
他人と過去は変えられない、でも自分と未来は変えられる 
結婚はおまけと考えて 
美しくなりポジティブな人生に向かう「シンデレラコンテスト」 
37年を経て、長年のお客さまと共に 
未来に輝く「たかの友梨」をめざして 
人々に夢を与えつづける「たかの友梨」として 

追記 


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