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2021年3月

2021/03/30

タイムズのカーシェア料金が4月1日から大幅値下げ! パーク24のもつ4つの資源のネットワーク化がいっそう進むか

Carsharing


カーシェアリングサービス大手の「タイムズカーシェア」が、4月1日から「タイムズカー」へと名称変更され、同時に料金体系の一部改定が実施されます。これにより、6時間を超える長時間の利用料金が平均で28%の値下げになるそうです。たとえば、配備車両が最も多いベーシッククラスでは、36時間の利用料金が約3000円の値下げ、72時間の利用料金は約6000円の値下げとなります。


2021年4月1日料金改定について(タイムズカーシェア ウェブサイト)
https://share.timescar.jp/news/2021/0225/314.html


ところで、「パーゴルフ+PLUS」のウェブサイトに掲載された記事「4月からカーシェア大手が大幅値下げ 新世代のゴルフの足として急浮上!?」(「パーゴルフ+PLUS」2021年03月20日 17時00分)によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束に向かわないなかで、「密を避けられるスポーツ」としてゴルフを始める若者が増えてきているのだそうです。

ただ、ゴルフバックなどを持ってコースに行くにはクルマがあると便利ですが、最近の若者はクルマを持っていないことも多いため、レンタカーを借りる必要があったりします。

ところがいまは、新型コロナウイルス感染症の蔓延の影響で営業時間を短縮しているレンタカー事業者が多く、ラウンド当日の朝にクルマを借りようと思っても、まだ店舗の営業が始まっておらず、ならば前日の仕事終わりに自宅近くで借りようと思っても、そのときにはすでに営業時間が終了しているといった、困った状況になっているらしいです。

その点、カーシェアリングは、店舗ではなく24時間稼働のシェアリングステーションでクルマを借りるため、予約さえとれればいつでも利用できます。

しかし、ゴルフのプレー時間は1ラウンドでだいたい4時間程度と言われ、さらに昼食の時間やコースへの行き帰りの時間などを加えると、ほぼ1日、朝から晩までクルマを借りっぱなしとなります。こうした長時間の利用では、カーシェアリングは料金的にレンタカーよりも割高感があり、それはそれで困ったなという状況にあったようです。

それが4月からの料金一部改定で、「タイムズカー」は長時間の利用料金がレンタカーとそれほど変わらなくなります。店舗の営業時間を気にせず必要なときに必要なだけ借りられて、料金もレンタカーなみとなれば、ゴルフをする人も気軽に利用できそうです。

「パーゴルフ+PLUS」の記事には、次のような記述がありました。



「タイムズカーシェア」を運営するパーク24グループに話を聞いてみると、営業時間に縛られない点以外にもカーシェアならではの利点があるという。

「近隣の駐車場から出発できるケースがレンタカー店舗よりも相対的に多いので、ゴルフバッグなどを持っての移動も楽にできる点などから、以前からゴルフとカーシェアの親和性は高いと考えていました。長時間利用でもレンタカー並みのお得な料金設定となりますので、ゴルフの後に近くにある観光スポットにも足を延ばしてみるなど、お出かけをより充実したものにしていただければと思います」(同社コーポレートコミュニケーション部)


なるほど、たしかに最近は、レンタカーの店舗より、コインパーキングやコンビニエンスストアの駐車場の一角などにあるシェアリングステーションをみかけることのほうが多く、距離的にも心理的にも身近な感じがします。重いゴルフバックを持って歩くことを考えれば、少しでも家に近いところでクルマに積みこみたいでしょう。そうした点でも、ゴルフとカーシェアリングは相性が良いようです。

加えて、パーク24グループとしては、料金改定による効果として、先のコメントの終盤部分にある「ゴルフの後に近くにある観光スポットにも足を延ばしてみるなど、お出かけをより充実したものにしていただければと思います」という部分にも、大きな期待をしているのではないかと思います。

というのは、パーク24グループでは、自分たちが持つ4つの資源=「人(会員)」「クルマ」「街(目的地)」「駐車場」のネットワーク化を推進しているからです(『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』鶴蒔靖夫/IN通信社より)

ご存じのとおり、パーク24グループは、コインパーキング「タイムズ」を中心に各種の駐車場ビジネスを展開し、駐車場の台数、件数ともに日本一を誇る(2020年10月末現在)、業界トップカンパニーです。

加えて、カーシェアリングサービスでも、車両数、会員数ともに業界トップです(2020年3月末現在)

さらに、パーク24グループが提供するさまざまなサービスの利用時に各種の優待や特典などを得られる会員制サービス「タイムズクラブ」の会員数は、約850万人(2020年10月現在)にものぼります。


パーク24株式会社 市場環境
https://www.park24.co.jp/ir/private/market.html


パーク24グループには「TONIC」というITシステムがあり、「タイムズ」駐車場の稼働状況などはすべて「TONIC」でデータ化されています。「タイムズクラブ」のポイント、カーシェアリングの予約や利用時間なども、「TONIC」によりデータ管理されています。

つまり、パーク24グループは、移動手段であるクルマ(カーシェアリングサービス)、そのクルマを駐めておく場所(駐車場サービス)、移動のためにクルマを使う人(会員サービス)を、すでに自社でネットワーク化しています。



(カーシェアリングサービスでは)予約に関するスケジューリングはもちろん、1回の利用時間や利用時間帯、各エリアでの利用状況や会員の年齢層、車種や色別の稼働率など、多方面から実に精緻な情報が集計される。もちろん各車両にはGPS機能も備わっているので、どのクルマがどこをどのように走ったかも把握可能だ。

さらに「タイムズカーシェア」の各車両には、パーク24グループが独自に開発した専用車載器が搭載されている。この専用車載器は、走行スピードの変化や、アクセルの開閉およびブレーキのタイミングなど、運転状況をつぶさに記録して本部へ送信する。これによって「クルマの運転見える化サービス」という画期的なサービスが生まれ、法人会員となっている企業のあいだで反響を呼んでいる。

『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第3章 時代をリードする「タイムズ」のモビリティ事業 より
「TONIC」は、すぐに大きな力を発揮した。駐車場ごとの満車・空車情報がリアルタイムで正確なデータとして蓄積され、それを分析することで、夜と昼の料金切り替えの時間設定や、料金変更といった対応も、タイムリーに行えるようになった。(中略) 運営データを蓄積することで近隣の駐車場の稼働状況が読み取れるようになり、それがエリアごとの新規開発にも活用されるようになった。駐車場が飽和状態にあるのか、それともたりないのかもわかるようになったので、たりない地区の物件開拓を優先したり、飽和が近いエリアでは小さい規模を開拓したりと、仕事の優先順位や目的も明確になってきた。
『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第2章 駐車場ビジネスをサービス業にした「タイムズパーキング」 より


また、「タイムズ」駐車場と提携している店舗を利用すると特典がある「たのしい街」というサービスもあります。さらに2018年からは、リアル店舗向けのキャッシュレス決済サービス「Times PAY」の提供も始めました。これらのサービスには、「目的地のネットワーク化」という狙いがあるようです。



「利用者と、移動手段であるクルマと、クルマの置き場所としての駐車場。この3つはわれわれにとって本来的な資源であり、ネットワーク化もされています。

しかし、利用者にとって移動の第一義は、『なにかをするために目的地に向かうこと』であって、移動手段は二義的なものにすぎません。ところが、われわれには利用者の第一義である『目的』がなんであるのか、わからないままでした。

これは非常にもったいないことではないかと、しだいに強く思うようになってきました。カーシェアリングやレンタカーを利用した方たちが移動先でなにをされたかがわかれば、利用者それぞれにマッチした、的確できめの細かいサービスを提供可能になるのではないかと考え、ここから『目的地のネットワーク化』という構想が始まりました。そして、その構想が、われわれの次のステージに向けての課題であると確信するにいたったのです」

『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第4章 「人」「クルマ」「街」「駐車場」の4つの資源をネットワーク化 より
「われわれは、『Times PAY』の第一義を決済のためのサービスとしているわけではありません。『Times PAY』は、総合的なネットワークを構築するための手段としているのです。

『Times PAY』の本来の目的は、われわれのネットワークの端末を配るということにあります。全国に約800万人いる『タイムズクラブ』の会員と『Times PAY』の加盟店が連動することで、『目的地のネットワーク化』という新たな移動の概念が普及していくと考えています」

『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第4章 「人」「クルマ」「街」「駐車場」の4つの資源をネットワーク化 より


パーク24グループは、「人(会員)」「クルマ」「街(目的地)」「駐車場」をネットワーク化することで、人とクルマと社会の新たな関係性を築き、地域の発展や活性化などにつなげていこうとしているようです。

4月からの「タイムズカー」の料金体系一部改定も、長時間利用の価格をレンタカーなみにまで下げることで使い勝手を良くすることの先に、「目的地のネットワーク化」による地域の発展や活性化などが目的としてあるのではないかと、『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』を読むと感じます。「パーゴルフ+PLUS」の記事に書かれた「ゴルフの後に近くにある観光スポットにも足を延ばしてみるなど、お出かけをより充実したものにしていただければと思います」という言葉にも、そうした思いが見えるような気がします。

コインパーキング事業者として、あるいはカーシェアリング事業者としてだけではなく、モビリティサービス全般におけるリーディングカンパニーとして社会に貢献していこうとするパーク24グループが、これまでに成してきたこと、いま行っていること、これから実現していこうとしていることなどに興味や関心がありましたら、『「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来』をぜひ、お読みになってみてください。


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「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来
~パーク24グループの飽くなき挑戦~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.qa08udszk2iz

第1章 いま、創業の地から新たなるステージへ
第2章 駐車場ビジネスをサービス業にした「タイムズパーキング」
第3章 時代をリードする「タイムズ」のモビリティ事業
第4章 「人」「クルマ」「街」「駐車場」の4つの資源をネットワーク化
第5章 グループの総合力で時代に先駆ける「快適さ」を追求
第6章 稀代の経営者・西川清の「無から有を生み出す」発想と信念
第7章 「100年に1度の大変革」の先駆けとして

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/25

3月27日から「Diamond Fair」開催! 「銀座ダイヤモンドシライシ」がブライダルジュエリーにかける想いとは


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ブライダルジュエリーの専門店として日本最大級の成約数を誇る「銀座ダイヤモンドシライシ」では、2021年3月27日(土)から5月5日(水)まで、全店で「Diamond Fair(ダイヤモンドフェア)」を開催します(「アルティメイト ダイヤモンドシライシ」は除く)。




開催期間中に「銀剤ダイヤモンドシライシ」各店を訪れたお客様には、ひとくちサイズのワッフルクッキーとウェルカムドリンクが提供されことに加え、初回の来店時にはエステティックサロンの「ラ・パルレ」と共同開発した「ダイヤモンドリッチケア ハンドクリーム」もプレゼントされるそうです。

さらに、期間中にエンゲージリング(ダイヤモンドルース)を購入すると「ラ・パルレ」の「ラフレル モイストクリーム」が、マリッジリングを購入するとオリジナルジュエリーボックスが、特典としてつきます。

さらにさらに、これからサプライズでプロポーズしようとひとりで来店した男性がダイヤモンドルースを購入したときには、サイズ調整が可能なプロポーズ用のリングにダイヤモンドをセットして渡してくれます。プロポーズが成功したら、そのダイヤモンドをふたりで選んだエンゲージリングのデザインにつけられます。プロポーズ用のリングにはダイヤモンドの代わりにカラーストーンをつけて、プレゼントしてくれます。

このプロポーズ用のリングは、「スマイルプロポーズリング」という「銀座ダイヤモンドシライシ」のオリジナル商品です。このリングが生まれた背景が、『白石幸生のアートビジネスの世界』(鶴蒔靖夫 著/IN通信社)では次のように記されています。



サプライズでのプロポーズに憧れるカップルは多いが、それには2つの問題がある。それは、相手のリングのサイズがわからないケースが多いことと、リングのデザインが相手に気に入ってもらえるかどうかがわからないということだ。

そこで「銀座ダイヤモンドシライシ」は、サプライズプロポーズ専用に、サイズの調整が可能なリングを開発することで、この2つの問題を一挙に解決した。これは、購入したダイヤモンドルースを「スマイルプロポーズリング」に留め、サプライズプロポーズではこれを彼女に渡し、サプライズが成功したら後日、ダイヤモンドをふたりで選んだエンゲージリングに付け替えるというシステムになっている。しかも、サプライズで使った「スマイルプロポーズリング」は、ダイヤモンドの代わりにカラーストーンを留めて、記念にプレゼントしてくれるというサービスもある。これなら生涯忘れられない最高のプロポーズが演出できること請けあいだ。

このユニークなシステムを考案したのは、プロポーズ訴求をしていかないとブライダル業界全体が先細りしてしまうという危機感があったからだと(「銀座ダイヤモンドシライシ」を展開する株式会社ニューアート・シーマ代表取締役の)白石哲也は言う。

「現在、マリッジリングの取得率は95%程度ですが、エンゲージリングの取得率はずっと低く、しかも年々下がってきています。かつては給料3か月分などと言われていましたが、そうした風潮はすでに廃れていて、いまではエンゲージリングは贈らないという人も増えているのが現状です。

それどころか、最近では結婚式を挙げない『ナシ婚』も増えています。『ナシ婚』が増えればマリッジリングの取得率も必ず下がってきます。

そういった危機感から、業界全体を活気づけるためにも打開策を考えなければいけないと思ったのです」

『白石幸生のアートビジネスの世界』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー より


「銀座ダイヤモンドシライシ」には、ブライダルジュエリーの専門店として、扱うダイヤモンドにもこだわりがあります。それは、「コンフリクトフリー・ダイヤモンド」の「ヴァージン・ダイヤモンド」のみを扱う、ということです。

現在、世界で流通しているダイヤモンドのおよそ3割は、いわゆる中古品や質流れ品をリカットした「再販ダイヤモンド」と呼ばれるものなのだそうです。そうではない、鉱山から発掘されたダイヤモンドの原石を研磨しただけのものが、「ヴァージン・ダイヤモンド」です。

また、流通するダイヤモンドのなかには、内戦などの紛争が起こっている地域で産出され、そうした紛争で使われる武器などを購入するための資金源として売られているものもあると言います。これは「紛争ダイヤモンド」や「血塗られたダイヤモンド」などと呼ばれ、レオナルド・ディカプリオが出演する映画『ブラッド・ダイヤモンド』(2006年・アメリカ)の題材にもなりました。

「コンフリクトフリー・ダイヤモンド」とは、このような紛争とは無関係のダイヤモンドのことです。

ブライダルリングは、結婚するふたりの新たな人生の門出を祝い、希望あふれる未来への願いを託す、特別なジュエリーです。そのリングに使われるダイヤモンドに、「再販ダイヤモンド」や「紛争ダイヤモンド」がふさわしくないことは明らかです。

「銀座ダイヤモンドシライシ」は、結婚するふたりの幸せをブライダルリングというかたちにして祝福するために、ダイヤモンドの世界三大市場のひとつであるイスラエルに現地法人を設立し、イギリスやベルギーの王室にもダイヤモンドを収めてきたトルコウスキー家とパートナーシップを組んで、花嫁にふさわしい清らかで最高品質の「コンフリクトフリー・ダイヤモンド」の「ヴァージン・ダイヤモンド」を自社買い付けでイスラエルから取り寄せています。



「母なる地球から生まれ、まだ誰も身に着けていない『ヴァージン・ダイヤモンド』こそ、花嫁の指を飾るのにふさわしいものです。そんな思いから当社では、ダイヤモンド鉱山で発掘された原石を研磨したものだけを扱うということをモットーにしています。『貴女だけのためにカットし、貴女が選んだデザインで仕上げた指輪』だからこそ、当店のリングには特別な魅力があるのだと思います」

『白石幸生のアートビジネスの世界』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー より


こう語るのは、株式会社NEW ART HOLDINGS代表取締役会長兼社長の白石幸生さんです。ちなみに、「銀座ダイヤモンドシライシ」を展開するニューアート・シーマは、NEW ART HOLDINGSのジュエリー事業を担うグループ会社です。

ついでに書くと、エステティックサロンの「ラ・パルレ」も、NEW ART HOLDINGSのヘルス&ビューティー事業を担う株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティーが展開しています。「Diamond Fair(ダイヤモンドフェア)」の特典が「ラ・パルレ」の「ダイヤモンドリッチケア ハンドクリーム」「ラフレル モイストクリーム」なのは、そういう理由もあるのでしょう。

NEW ART HOLDINGSは、もともとは白石幸生さんが経営していた画廊からスタートしました。白石幸生さんは、日本の現代美術を広く世界に紹介したギャラリスト(画廊をもつ美術商)として、世界の美術界で名を知られる人です。だからこそ、ブライダルリングのデザインにもこだわりがあります。



白石はブライダルジュエリーもアートのひとつとしてとらえており、だからこそオリジナルのデザインをなによりも大切にしている。そのため、創業当時から優秀なデザイナーを集めることに常に力を入れてきた。

「創業まもない頃からジュエリーのデザインコンテストを行って、受賞したデザインを当社で製品化するなど、デザイナーたちにチャンスを提供してきました。コンテストにはベルギーなど海外からの出品もあり、世界中のデザイナーが『デザインに対しての関心が深い企業だ』と注目してくれました。

当社以外でこうした取り組みを行っているジュエリーショップは、国内ではほぼないでしょう。当社はそれくらい、デザインには力を入れているということです。なぜなら、他社のデザインのまねをしている時点で、それはもうアートではないからです」

そのコンテストでは、画家の千住博や建築家の妹島和世など、ジュエリーデザイン以外の分野で確かな審美眼をもつ人に審査員を依頼したこともあるという。あえて違うジャンルの人間に評価してもらうほうが、見方が違うため斬新な意見が得られると白石が考えたからだ。

『白石幸生のアートビジネスの世界』(鶴蒔靖夫/IN通信社)
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー より


ギャラリストとしての感性や考え方をもとに誕生し、「アート的発想」でブライダルジュエリーのトップブランドとなった「銀座ダイヤモンドシライシ」。その、美やダイヤモンドにかける想いに関心がありましたら、『白石幸生のアートビジネスの世界』をお読みになってみてください。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/24

宮古島で初となる女子プロゴルフ大会が開催


Miyakojima


その海とビーチの美しさで、いまでは沖縄一の観光スポットとなっている宮古島市。

2015年には宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋が完成し、2019年には下地島空港に「みやこ下地島空港ターミナル」がオープンして国内線・国際線の定期就航が始まり、さらにはクルーズ船の寄港などもあって、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる以前の宮古島市への入域観光客数は、毎年ハイペースで伸びていました。2018年度(4月~3月)の入域観光客数は114万3031人と、過去最高を記録しています。


しかしその後、新型コロナウイルスの感染拡大により、全都道府県で緊急事態宣言が出され、各種の自粛要請や、外国クルーズ船のキャンセルなどもあり、2020年度の入域観光客数は4月~2月までの推計で32万8995人にまで減っています。

3月の数字はまだ出ていませんが、1月の入域観光客数が約1万5500人、2月が1万2000人だったことに加え、1月なかばから3月にかけて人口の多い都府県で2回めの緊急事態宣言が出ていたことを考え合わせれば、3月の入域観光客数はおそらく1万人程度ではないかと想像します。その結果、仮に2020年度(4月~3月)の入域観光客数が34万人程度になったとすると、最高記録となった2018年度と比べて、およそ70%の減となります。


月別入域観光客数(令和3年2月)/宮古島市の入域観光客数推計値(H25年度~R2年度)(宮古島市ホームページ)
https://www.city.miyakojima.lg.jp/gyosei/toukei/files/R030301.pdf


2021年の緊急事態宣言では、沖縄県は対象地域に入りませんでしたが、宮古島市では1月に新型コロナウイルスの市中感染が急速に広がり、26日までに135人の感染が確認されたため、1月末頃から2月上旬にかけて事実上のロックダウン状態に追い込まれたことがニュースになりました。ただ、その後はさまざまな感染対策が奏功したのか、3月に入ってからの新規感染者数は23日までの時点で4人に収まっており、いまではだいぶ落ち着きを取り戻しているようです。


宮古島市におけるコロナウイルス感染症陽性者の状況【令和3年3月23日現在】(宮古島市ホームページ)
https://www.city.miyakojima.lg.jp/kurashi/kenkou/files/20210323.pdf


宮古島市では、例年行われていたイベントのなかには昨年に続き今年も延期や中止が決まったものも少なくないようですが、4月4日には海開き宣言が行われますし(今年はイベントは行わず、関係者による宣言のみとなるそうです)、「宮古島ビーチバレー大会2021」(6月5日~6日)など開催されるイベントもあります。

また、女子プロゴルフ大会の「レディスゴルフ2021 IN MIYAKOJIMA」も、3月28日~29日に宮古島内の2か所のゴルフコースで開催されます。宮古島で女子プロゴルフの大会が行われるのは、これが初めてだそうです。

もちろん、まだ当分は十分な感染対策を継続することが重要ですが、宮古島市としては、こうしたイベントなどを通じて、少しずつでも宮古島に訪れる人の数を取り戻していきたいところでしょう。


宮古島というと、美しい海とビーチがあるマリンリゾートのイメージが強いように思いますが、実はゴルフリゾートとしても魅力的なところなのだそうです。「レディスゴルフ2021 IN MIYAKOJIMA」は、「ゴルフリゾート宮古島」としての知名度を上げるとともに、ビーチクリーンなどエコ活動への取り組みを全国にPRすることを、目的としているそうです。

残念ながら、新型コロナウイルスの感染予防のために無観客での開催となりますが、沖縄県出身の佐渡山理莉選手、与那覇未来選手、大城美南海選手などの出場が予定されており、若手ゴルファー30人による熱戦が繰り広げられるとのことです。

また、選手のほかに、大会を通して環境保全に対する意識を促進することを目的とするコンペティション「ミス・アース・ジャパン」の2020年ウィナーなども来島の予定です。


宮古で初の女子プロ大会/全管協・三光ソフラン(宮古毎日新聞 電子版 2021年3月23日(火) 8:58)
http://www.miyakomainichi.com/2021/03/138282/


この大会を主催するのは、三光ソフランホールディングス株式会社と全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)です。全管協は全国の賃貸住宅管理業者で構成される業界団体で、三光ソフランホールディングス代表取締役の高橋誠一さんが会長を務めています。

ところで、なぜ、三光ソフランホールディングスが宮古島で開催されるゴルフ大会を主催しているのでしょうか。


三光ソフランホールディングスは、不動産事業を中心に、宿泊事業、医療事業、軽飲食事業、保育園事業など、さまざまな事業を行う企業を20社ほど傘下に持ち、三光ソフラングループを形成しています。

主要となるのは不動産の売買や建築、収益不動産の運用や管理などといった不動産事業ですが、近年は不動産活用の発展型として観光・宿泊事業に力を入れています。すでに京都と東京では「Stay SAKURA」というブランド名で展開する宿泊施設が40棟近くあります。

そして現在、宿泊事業のなかでも三光ソフラングループが最も注力しているのが、宮古島市でのプロジェクトなのです。2021年1月の時点で28棟のプチホテルと9棟のヴィラを展開していて、8月末にはリゾートタイプの高級ホテル「ブルーオーシャン宮古島リゾート」も新たにオープンします(「ブルーオーシャン宮古島リゾート」を運営する三光ソフラングループのオーシャンフロント株式会社では現在、正社員のオープニングスタッフを募集中です。詳細は「マイナビ」のサイトで)

三光ソフランホールディングス代表取締役の高橋誠一さんは、次のように語っています。



「『ブルーオーシャン宮古島』の設計を始める前に、このエリアでいちばん豪華だという評判で、なかなか予約がとれない人気ナンバーワンのホテルに、私自身が泊まってみました。そのときの宿泊体験を踏まえて、そのホテルよりも豪華で、細かいところにまで配慮が行き届いたホテルをつくろうと考え、私自身が基本設計図を引き、隅々まで自分でチェックするほど気合いを込めてつくっているのが『ブルーオーシャン宮古島』です」

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ より


さらに2022年の夏頃には、ギリシャのサントリーニ島をイメージしたリゾートホテル「サントリーニ宮古島」の建設も予定しています。



「実際に私がギリシャに行き、あらゆる角度、あらゆる要素の写真を撮ってきました。それをもとに設計のコンペティションを行い、いちばんイメージに近いものを採用しました」

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ より


ところで、三光ソフラングループが展開する宮古島のホテルには、各部屋にキッチンユニットが設置され、冷蔵庫や洗濯機も置けるようになっているそうです。これは、欧米などでよく見られる長期滞在型の利用者を意識した設計なのですが、それと同時に、将来的に賃貸需要が大きくなってきた場合には賃貸物件に転用できるように、との狙いもあるようです。

このあたりの発想が、不動産事業も行っている三光ソフラングループならではと言えそうです。観光・宿泊事業だけを行っている企業には、なかなか出てこないのではないでしょうか。


しかも、三光ソフラングループの最初の出発点は、実は「町のお米屋さん」です。埼玉県で家族経営されていた一軒の米穀店が、やがて地域でいちばんの米穀店チェーンとなり、そこから不動産業に転身し、さらには宿泊、医療、保育園などにも事業領域を広げて、いまでは一大企業グループとなりました。

「町のお米屋さん」の御用聞きから始まり、いまや、日本一、海のきれいな宮古島で日本一のリゾート開発に挑むまでになった三光ソフラングループとは、どのような企業グループなのか。どのような経営理念や戦略で、ここまで発展してきたのか。そういったことに関心をもたれたら、『三光ソフラングループ 未来への挑戦』をぜひお読みください。


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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を――人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/realestate#h.p_ID_38

第1章 いざというとき、国が頼りにする男
第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する
第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業
第4章 「一番」がいちばん似合う男 ―― 高橋誠一・経営者人生の軌跡
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ
第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


丸善 丸の内本店 週間ランキング

ちなみに、丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラーランキング(2021/3/11~3/17)ビジネス書ジャンルで、第7位にランクインしました! ありがとうございます。



2021/03/22

群馬県で初となる女性の県教育長を起用

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世界経済フォーラム(World Economic Forum)は、各国の男女不平等状況を分析し、「ジェンダー間の経済的参加度および機会(経済)」「教育達成度(教育)」「健康と生存(健康)」「政治的エンパワーメント(政治)」の4種類の指標を基に男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を算定しています。そして、男女格差の少ない順に世界ランキングを発表しています。

その2020年のランキング(The Global Gender Gap Index 2020 rankings)で、日本のランクは世界153か国中、第121位。これは過去最低の順位であり、G7を構成するドイツ(10位)、フランス(15位)、カナダ(19位)、イギリス(21位)、アメリカ(53位)、イタリア(76位)のなかでダントツの最下位です。アジアの国のなかで見ても、タイ(75位)、インドネシア(85位)、ベトナム(87位)、マレーシア(104位)、中国(106位)、韓国(108位)よりずっと下です。


The Global Gender Gap Index 2020 rankings

The Global Gender Gap Index 2020 rankings(World Economic Forum)
http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2020/the-global-gender-gap-index-2020/results-and-analysis/


4つの指標ごとに見ていくと、日本は、「健康」は40位と比較的上位ですが、「教育」は91位、「経済」は115位、「政治」は144位と、下から数えたほうが早い順位となっています。

なかでも「政治」は下から数えて10番目と、4つの指標のなかでも特にランクが低いことが目を引きます。日本より下位にいる国は、イラン、ナイジェリア、ベリーズ、ブルネイ、レバノン、オマーン、イエメン、パプアニューギニア、バヌアツだけです。


The Global Gender Gap Index rankings by subindex, 2020

Performance by Subindex(World Economic Forum)
http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2020/the-global-gender-gap-index-2020/performance-by-subindex/


「経済」「政治」ともに、責任あるポジションにつく女性の割合が低いことがランキング下位の原因となっているようですが、こうした男女格差は教育の現場にもあるようです。

経済協力開発機構(OECD)が行った「国際教員指導環境調査(Teaching and Learning International Survey:TALIS)2018」によると、日本では女性校長の割合が7%で、OECD平均の47%に遠く及びません。


国際教員指導環境調査(TALIS)2018 の結果 - OECD
http://www.oecd.org/education/talis/TALIS2018_CN_JPN_ja.pdf


また、女性教育長の割合は2019年5月1日時点で、都道府県は8.5%、市町村では5.0%となっています。


文部科学省「令和元年度教育行政調査」
https://www.mext.go.jp/content/20201120-mxt_chousa01-100012455_b.pdf


これでも女性の比率は徐々に上がってきており、数字としては過去最高となったそうですが、それでもまだ1割に届きません。日本がGGIで先進諸国に並ぶためには、教育分野に限らず、今後もさまざまな分野で引き続き、女性が活躍することが期待されます。

世の中のそうした期待に応えたわけかどうかはわかりませんが、3月17日に内示された群馬県の部長級の幹部人事(4月1日付)では、女性を積極的に起用する姿勢が明らかになりました。地域機関を除く部長級14人のうち、女性は2人増の5人となり、その比率は35.7%になります。

また、群馬県教育長にも女性が起用されます。県教育長に女性が起用されるのは、群馬県では初だと言います。


群馬県幹部人事 女性積極登用3割超に 県教育長には女性初の平田氏起用へ(上毛新聞 [2021/03/18 06:00])
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/280816


その、群馬県で初めて女性の県教育長に起用されたのが、平田郁美(ひらた ゆみ)さんです。東京都立大学大学院と横浜国立大学大学院を修了し、2008年~2016年まで共愛学園前橋国際大学の学長を、2016年からは共愛学園前橋国際大学を運営する学校法人共愛学園の副学園長を務めています。専門は素粒子理論や統計、科学教育などで、共愛学園前橋国際大学の「情報・経営コース」で教授を務めるかたわら、県教育委員、県の総合計画や総合戦略の策定懇談会委員などにも携わってきました。

先の上毛新聞の記事によりますと、「県教育行政に携わってきたことに加え、情報通信技術(ICT)を活用した教育などで注目される同学園での経験を踏まえた起用とみられる」とのことです。

では、「情報通信技術(ICT)を活用した教育などで注目される」共愛学園とは、どのような学校なのでしょうか。

学校法人共愛学園は、大学、高等学校、中学校、小学校、こども園、さらには学童クラブまでをも運営する、群馬県初の総合学園です。前身である前橋英和女学校は1888年にキリスト教宣教師たちによって設立され、キリスト教主義にもとづく「共愛=共生」の精神を教育理念としています。

1999年に設立された共愛学園前橋国際大学では、約1000人いる学生のうち、およそ9割が群馬県内の出身者であり、卒業後の地元就職率も70%~80%に及ぶそうです。その意味で、地域貢献度が非常に高い大学と言えます。



(共愛学園前橋国際大学学長の)大森は、大学がこれからの時代を生き抜くためには、地域の理解や地域との連携が欠かせないと断言する。

「本学は本当に小さな大学ですので、自分たちだけでどうにかしようとしても、なにもできません。ですから、いろんな企業や地元の方々に学内に入ってきてもらう、あるいは、学生たちを学外へ出して育ててもらうということが、必要になってくるのです。大学にできることは本当に限られています。むしろ、できないことのほうが多いということを自覚して、『開かれた大学』をめざすことこそが、地方の大学が生き残る術なのではないでしょうか」

大学だけで学生を育ててみせる――。そんなプライドは、もう捨てるべきだと大森は言う。いろいろなところを巻き込む力や、一緒になって地域を活性化させていこうとする姿勢が、地方の大学には欠かせないと言うのだ。

『新たなる大学像を求めて』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第1章 大学教育に求められる新たな価値とは より
「かつて大学は『象牙の塔』などと揶揄されたように、社会とは一線を画す、まさに閉ざされた世界でした。しかし、いまの時代は、そんなにお高くとまってはいられません。

本学では、前橋市と包括協定を結んでいることをはじめ、あらゆる面で地域との絆を深めています。大げさに言うなら前橋市、さらには群馬県全体が、キャンパスのようなイメージです。そうした姿勢で運営しなければ、地方の小規模大学は、この時代を乗り切ってはいけません」

こう語るのは、共愛学園前橋国際大学を運営する学校法人共愛学園の理事長・須田洋一だ。地方都市の人口がどんどん減っていく現代だからこそ、大学は地域活性化におけるシンクタンク的な役割を求められる。そうした地域の求めに大学は全力で応えていかなければならないというのが須田の考えだ。

『新たなる大学像を求めて』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第1章 大学教育に求められる新たな価値とは より


このような考えをもつ大学だからこそ、地域からも求められ、地域とともに発展できるのでしょう。そして、こうした考えをもつ大学で前学長を務め、現在はその大学を運営する学校法人の副学園長である平田郁美さんは、群馬県初となる女性の県教育長にふさわしい人材と言えそうです。

その平田郁美さんから学生さんへの、共愛学園前橋国際大学教授としてのメッセージが、大学のウェブサイトでご覧になれます。


教員紹介:教授 平田 郁美(共愛学園前橋国際大学)
https://www.kyoai.ac.jp/course-teacher/course-teacher-1983/


平田郁美さんが教授を務める共愛学園前橋国際大学や、副学園長を務める学校法人共愛学園のことをもっと詳しく知りたい方は、『新たなる大学像を求めて』をお読みになってみてくださいね。


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新たなる大学像を求めて
~共愛学園前橋国際大学はなぜ注目されるのか~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.kpm69zrglqgl

第1章 大学教育に求められる新たな価値とは
第2章 V字回復を実現させた数々の施策
第3章 グローカル人材を育成する独自のカリキュラム
第4章 地域社会とともに歩む総合学園
第5章 「共愛」の理念とともに歩んだ131年
第6章 日本の明日を担うグローカル人材の育成に向けて

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。

ちなみに、IN通信社のKindleブックのなかで今月いちばん多く読まれているのは、この『新たなる大学像を求めて』だったりします。平田郁美さんが県教育長に起用されることとなにか関係があるのかなぁ。



2021/03/18

ITを切り口にしたまちづくり事業に日本電子専門学校が協力


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弘法大師・空海の誕生の地であり、京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして古くから篤い信仰を集める善通寺。

その門前町である香川県善通寺市では、市内外の多様な人たちが「IT」を切り口に「対話」を通じて地域の課題に取り組む「IT CAMP 善通寺」という事業を、2018年度(2018年度は「IT SUMMER CAMP 善通寺」)から行っています。

善通寺市ではこれを「共創まちづくり」事業と位置づけています。いわゆる地方創生事業のひとつですが、切り口が「IT」であることと、地元の自治体や産業界だけでなく県内外の学生や社会人も巻き込んで行われているところが、なかなかおもしろいように感じます。

2020年度の「IT CAMP 善通寺 2020」は、今年の3月15日(月)から 4月16日(金)まで、善通寺市役所の1階ロビー(正面玄関~市民課前)で行われています。市役所の壁面に善通寺市の風景を投影したり、デジタルサイネージ上の桜に投稿したメッセージが表示されたりなどするそうです。詳細は、善通寺市や善通寺市観光協会のウェブサイトでご確認ください。


IT CAMP 2020 善通寺 ロゴ


「IT CAMP善通寺2020~さくらさく・ぜんつうじ~」を開催します。(善通寺市)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/3/itcamp.html

「ITを通じて地域の課題解決に取り組むイベント「IT CAMP善通寺2020」が開催されます。」(善通寺市観光協会オフィシャルサイト)
https://www.kukainavi.com/news/entry-183.html




先ほども書いたように、この「IT CAMP 善通寺」には、地元の自治体などだけでなく、県外の学生も参加しています。そして、初回である「IT SUMMER CAMP 善通寺 2018」から県外の学生として協力し続けているのが、日本電子専門学校の学生たちです。

2018年度と2019年度の「IT CAMP 善通寺」では、アイデアソン形式のワークショップが開催されました。学生、IT企業の若手社員、市の職員などが、ITを活用したまちづくりのアイデアをグループごとに提案し、優秀な提案は表彰されました。また、提案されたアイデアは、市が実施するIT活用事業や観光宣伝事業に反映されてきたそうです。

その2019年度のワークショップでは、日本電子専門学校のWebデザイン科の学生がプレゼンテーションした企画案が、最優秀賞を獲得しました。2018年度と2019年度の参加の様子が、日本電子専門学校のウェブサイトに掲載されています。


「IT SUMMER CAMP 善通寺2018」プロジェクトに参加した学生にインタビューをしました!(日本電子専門学校 Webデザイン科 Hot Page)
https://aw-hotpage.jec.ac.jp/posts/364

Webデザイン科『産官学連携』で善通寺まちづくり提案(日本電子専門学校 カレッジニュース)
https://www.jec.ac.jp/collegenews/78/


2020年度の「IT CAMP 善通寺」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、対面型のワークショップではなく来庁者参加型のイベントとなっていますが、2021年度にはまたワークショップ形式に戻るかもしれません。

東京で学びながら、「IT」の実践的な知識と技能を武器に遠く離れた香川県の地方創生事業に貢献する、日本電子専門学校の学生たち。産業界と密接に連携をとり、常に時代を先取りした職業教育を展開し、社会に必要とされるたくさんの技術系人材を輩出してきた、歴史と伝統と実績のある専門学校で学ぶ学生ならではと言えそうです。



日本電子専門学校は、戦後の日本の工業分野に数多くの専門技術者を輩出してきた。卒業生の数は延べ11万人にのぼる。戦後の復興と経済成長の原動力となった日本の技術力を、彼らが長年にわたって支えたことは確かだ。

電子学園及び日本電子専門学校は、「日本の高度経済成長とともに歩んできた」と言っても過言ではない。その自信が、

「社会や時代のニーズをとらえた先進的な職業教育を、いち早く取り入れてきました」

という多(おおの)の言葉にも表れている。

(『学校法人電子学園の新たなる挑戦』
 第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園 より)


こうした歴史と伝統と実績のある日本電子専門学校を運営する学校法人電子学園の、常に時代を先取りした職業教育を展開してきたこれまでの歩みや取り組み、職業教育にかける意欲、教育理念などに興味や関心をおもちになったら、『学校法人電子学園の新たなる挑戦』を読んでみてください。


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学校法人電子学園の新たなる挑戦
~実践的な職業教育体系で専門職人材を育成~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.p_ID_38

第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動
第2章 産業の未来を切り拓くイノベーション人材を育成
第3章 起業にチャレンジする「イノベーションプロジェクト」
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/15

“非エンジニア”のミドルマネジメント向け、「DX時代のロジカルコミュニケーション」講座をiUが開講


Dxnew


情報経営イノベーション専門職大学(iU)は、デジタル技術を活用した企業変革(DX)を遂行できるスキルを身につけるためのミドルマネジメント向け講座「iUエグゼクティブスクール」の第2弾として、「DX時代のロジカルコミュニケーション」講座を開講するそうです。

共通言語を形成し、“非エンジニア”と“エンジニア”とのあいだで論理的なコミュニケーションを円滑に行えるようにすることを目的とした全5回の講座で、ウェブ会議ツールの「Zoom」を使って行われます。


《予定される内容》

第1回:ロジカルコミュニケーション基礎Ⅰ
「論理的とはどういう状態か?」「論理的に伝える重要性」

第2回:ロジカルコミュニケーション基礎Ⅱ
「聞き手意識の学習」「相手ありきの話について」

第3回:事前準備Ⅰ
「論点の精査」「伝える内容を考える」

第4回:事前準備Ⅱ
「原稿の書き方」「資料の作成」

第5回:円滑なコミュニケーションに必要な話し方
「間や沈黙の確保」「フィラーの削減」


申し込みの締め切りは4月8日(木)。
また、オンライン事前説明会が3月18日(木)に行われるそうです。
詳細および申し込み方法等は、情報経営専門職大学(iU)のウェブページでご確認ください。


社会人向け「iUエグゼクティブスクール」。第2弾は”非エンジニア“が、DXで通用するコミュニケーションを身に付ける講座(情報経営イノベーション専門職大学)
https://www.i-u.ac.jp/news/detail.php?id=255


情報経営イノベーション専門職大学(iU)を運営する学校法人電子学園は、1951年に創設された「日本ラジオ技術学校」をルーツにもち、以後、戦後の日本の職業教育を牽引してきた、歴史と伝統のある学校法人です。

2020年に新たに開学した情報経営イノベーション専門職大学(iU)では、ICT(情報通信技術)とビジネスに関する理論と実践力、国際的なコミュニケーション能力、これらを組み合わせた応用力を身につけ、ICTを存分に活用してビジネスにイノベーションを起こす、高度な専門職人材を育成することを目的にしています。

電子学園理事長の多忠貴(おおの ただたか)さんは、次のように語ります。



「技術革新で産業構造が変化しグローバルな競争が激しさを増しているときに、特定の分野の技術や知識の習得のみを目的に掲げた実務教育だけでは、高度化、多様化、複雑化していく企業が求めるニーズに対応することは難しいでしょう。専門知識と高いレベルの技能を持つ実践的な職業人材に加え、今後、産業界から求められるのは、起業家精神(アントレプレナーシップ)を持ち、テクノロジーを手段として社会にイノベーションを起こしながら将来を見据えて成長し続けていける、高度な専門職人材です」

(『学校法人電子学園の新たなる挑戦』 第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動 より)


こうした目的を実現するための情報経営イノベーション専門職大学(iU)の取り組みや、産業界と密接に連携をとり、常に時代を先取りした職業教育を展開してきた電子学園の職業教育にかける意欲や教育理念などに関心がある方は、『学校法人電子学園の新たなる挑戦』をお読みになってみてください。


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学校法人電子学園の新たなる挑戦
~実践的な職業教育体系で専門職人材を育成~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.p_ID_38

第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動
第2章 産業の未来を切り拓くイノベーション人材を育成
第3章 起業にチャレンジする「イノベーションプロジェクト」
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



ブライダルジュエリー市場はコロナ禍においても回復基調


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首都圏の1都3県で延長された緊急事態宣言の期間が、あと1週間で終了しようとしています。しかし、新規感染者数の減少はここのところ下げ止まりとなっており、東京ではむしろ上昇傾向も見えています。

昨年から始まった新型コロナウイルス感染症の大規模な流行と、それに起因する緊急事態宣言、そしてその宣言に付随するさまざまな自粛要請などが、経済活動に与えてきた影響は、とても大きなものがあります。

帝国データバンクによると、「新型コロナウイルス関連倒産」(法人および個人事業主)は、3月12日の16時の時点で1150件にものぼるそうです。業種別に見ると、「飲食店」が186件で最も多く、次いで「建設・工事業」「ホテル・旅館」「アパレル小売」「食品卸」となっています。


こうした影響はブライダル業界にも及んでいます。

式場やホテルなどが加盟する日本ブライダル文化振興協会の調査によると、2020年度(4月~3月)は約28万組の結婚式が延期や中止などを余儀なくされ、業界全体の売上は前年度比で32.1%、経済損失は9500億円にのぼります。

四半期ごとに見ても、感染拡大が始まった2020年4月~6月の売上は前年同期比で4%、7月~9月は27%、10月~12月は53%、2021年1月~3月は43%となっていて、なかなか復活の道筋が見えてきません。


このようにブライダル業界では厳しい状況が続いている一方で、ブライダルジュエリーに関しては、回復基調にあるそうです。

ブライダルジュエリーの専門店である「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」を展開する株式会社NEW ART HOLDINGSは、2020年度(2019年4月~2020年3月)のブライダルジュエリーのセグメント売上が前年度比21.2%増となり、過去最高を記録しました。

その後、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年4月~6月期には、ジュエリー・アート事業が前年同期比61.0%にまで落ちこみましたが、9月には4月からの累計で前年同期比90.4%にまで盛り返し、12月には4月からの累計が前年同期比98.1%と、ほぼ前年と変わらないところにまで回復しています。

こうした好調の理由のひとつには、「結婚するときには結婚指輪を買うのがあたりまえ」という考え方が浸透しており、それがブライダルジュエリー業界の売上を下支えしていることがあると、「ブライダル産業新聞」のウェブサイトに掲載されている以下の記事では指摘しています。

結婚したら挙式することを『当たり前』にしていく(ブライダル産業新聞 NEWS)
https://bridalnews.co.jp/2021/03/10/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E6%8C%99%E5%BC%8F%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%80%8E%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%89%8D%E3%80%8F%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84/

また、新型コロナウイルス感染症の大規模な流行により結婚式や新婚旅行の延期や中止を余儀なくされたカップルたちが、もともとはそこで使う予定だった分のお金をブライダルリングに振り替えている、という事情も、ブライダルジュエリー市場が回復基調にある背景にはあるようです。

とはいえ、そうした事情があったとしても、ブライダルジュエリーを扱うすべての企業が回復基調にあるわけではないでしょう。NEW ART HOLDINGSが、このコロナ禍においても業績をあまり落とさず、2020年12月の時点で累計売上を前年同期比98.1%にまで回復できたのには、経営に対する独自の姿勢があったからだと思われます。

たとえば「銀座ダイヤモンドシライシ」と「エクセルコ ダイヤモンド」の一部店舗は、昨年の緊急事態宣言中も営業を継続していました。その理由を、NEW ART HOLDINGSでジュエリー事業を担う株式会社ニューアート・シーマの代表取締役・白石哲也さんは、次のように語ります。



「私どもには、緊急事態宣言の発令前にご注文いただいた商品をお客様にお渡しする義務があったため、店を開けなくてはならなかったのです。みなさん、結婚が決まっているにもかかわらず自粛期間中は会うこともままならなかったため、『今日だけは、ふたりで取りに来ようと決めていたんです。ふたりが会えるこういう機会をつくってくださってありがとうございます』と喜んでくださいました。

休業した同業他社では、クレームの処理や商品の送料負担などで苦労したと聞いております。その点、私どもは、営業の継続を選択したことをひたすら感謝される日々でした」

(『白石幸生のアートビジネスの世界』第1章 コロナ禍と日本の結婚事情 より)


また、先の「ブライダル産業新聞」の記事には、結婚指輪の購入率はほぼ100%だが、婚約指輪の購入率は60%に満たないという厳しさがあり、ここの部分を高めるために各社がプロポーズ文化の提唱を図ってきたとあります。

この「プロポーズ文化の提唱」についても、ニューアート・シーマはユニークな試みをしています。



サプライズでのプロポーズに憧れるカップルは多いが、それには2つの問題がある。それは、相手のリングのサイズがわからないケースが多いことと、リングのデザインが相手に気に入ってもらえるかどうかがわからないということだ。

そこで「銀座ダイヤモンドシライシ」は、サプライズプロポーズ専用に、サイズの調整が可能なリングを開発することで、この2つの問題を一挙に解決した。これは、購入したダイヤモンドルースを「スマイルプロポーズリング」に留め、サプライズプロポーズではこれを彼女に渡し、サプライズが成功したら後日、ダイヤモンドをふたりで選んだエンゲージリングに付け替えるというシステムになっている。しかも、サプライズで使った「スマイルプロポーズリング」は、ダイヤモンドの代わりにカラーストーンを留めて、記念にプレゼントしてくれるというサービスもある。

(『白石幸生のアートビジネスの世界』第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー より)


ほかにも、いまではあたりまえになっている、コンシェルジュによる接客スタイルや、ブライダルリングのセミオーダーメイドシステムなどを、業界で最初に取り入れたのは「銀座ダイヤモンドシライシ」だそうです。

NEW ART HOLDINGSがこのように、常に新しいことに取り組んできた背景には、創業者である白石幸生さんの「アート的発想」があると言います。

白石幸生さんは、実業家であると同時に世界でも有名なギャラリスト(画廊をもつ美術商)でもあり、ギャラリストとして、これまで半世紀以上にわたって多くの画家を育ててきました。そのなかで、ビジネスにも「アート的発想」が重要と考えるに至りました。



「アートには、同じものはひとつとしてなく、革新性、独創性が求められます。人のまねはぜったいにせず、オリジナリティをどこまで出せるか、そして常に新しいものを追求していく姿勢が、アートではなによりも重要です。これは経営においても同じことが言えます」

(『白石幸生のアートビジネスの世界』はじめに より)


こう語る白石幸生さんの「アート的発想」が、ブライダルジュエリービジネスにどのように結実していったのか。さらに、その発想から、NEW ART HOLDINGSがどのように多角的なビジネスへと事業領域を拡大させていったのか。そうしたことに興味や関心をもたれたら、『白石幸生のアートビジネスの世界』をお読みになってみてください。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/11

「専修学校 #知る専」プロジェクトを知っていますか

文部科学省が今年の3月にスタートした「専修学校 #知る専」というプロジェクトをご存じでしょうか。専修学校の認知度を高め、中高生に専修学校(専門学校、高等専修学校)への興味をもってもらい、進路の選択肢として検討しやすくすることを目的とした広報プロジェクトです。


「専修学校 #知る専」ロゴ
「専修学校 #知る専」
https://shirusen.mext.go.jp/


日本では2019年に「専門職大学」という高等教育機関が新設されるなど、近年、職業教育の改革が進んでいます。

国際競争力を失いつつある日本の経済に活力を与え、産業界にイノベーションを起こすような高度な専門職人材を育成することが、日本が国力を取り戻し、さらなる発展へと進むためには必要です。そして、そうした人材を育成できるかは、実際に社会に出る前の早い段階で有効な職業教育を行うことができるかどうかが重要になってきます。

そうした観点から、職業教育を行う高等教育機関である「専門学校(専修学校専門課程)」や「専門職大学」が産業界などから注目され、その取り組みに期待が集まっています。

ただ、いわゆる一般的な「大学」に比べると、「専門学校」や「専門職大学」とはどんな学校で、どのようなことが学べるのかが、イメージしにくいような気もします。おそらく文部科学省も、そのあたりのことも考えて「専修学校 #知る専」プロジェクトをスタートしたのではないかなと想像します。

「専修学校 #知る専」のウェブサイトには、専修学校とはどういう学校か、そこではどのようなことが学べるのか、それがどのような仕事のキャリアへとつながるのかなどが、わかりやすく書かれています。

そのなかに「卒業生のキャリア」というページがあります。専門学校を卒業した人たちにインタビューをして、学生時代の学び、仕事のやりがい、これからの目標、未来の後輩へのアドバイスなどを聞いたものを、動画や記事として掲載しています。

たくさんの卒業生の方たちの動画や記事が掲載されているなかに、「日本電子専門学校」を卒業した方のインタビューもありました。


「お客さまの望むシステムを最新の技術をコーディネートして要望以上のものに作り上げる」



「日本電子専門学校」は、そのルーツを1951年に創設された「日本ラジオ技術学校」にもち、以後、何度か名称を変更しながら、戦後の日本の職業教育を牽引してきました。産業界と密接に連携をとり、常に時代を先取りした職業教育を展開し、社会に必要とされるたくさんの技術系人材を輩出してきた、歴史と伝統と実績のある専門学校です。

現在はシステムエンジニアとして働く野島さんは、進学先として「日本電子専門学校」を選んだ理由を、次のように述べています。

最終的に日本電子専門学校を選んだのは、最新の設備環境が整っていたから。技術は日々進化しています。ここなら最先端の技術力が身に付けられると考えて決めました。

そして、「日本電子専門学校」での学びのなかで得た喜びの、ひとつの例をあげています。

私が所属していた学科では、情報処理技術者試験という国家試験の受験を前提としたカリキュラムが組まれており、学ぶこと全てが新鮮でした。なかでも、1年次から「C言語」というプログラミング言語を学び、「OS」というコンピュータを動かすためのソフトウエアを自分の手で作成したときは、学びを形にする喜びを実感することができました。


「日本電子専門学校」を運営する学校法人電子学園の理事長・多忠貴(おおの ただたか)さんは、

「電子学園および日本電子専門学校は、社会や時代のニーズをとらえた先進的な職業教育を、いち早く取り入れてきました」

と語っています。また、産業界の必要に応じて技術教育を進化させてきただけでなく、産業界とともに「次の技術」をつくってきたとも言います。『学校法人電子学園の新たなる挑戦』(鶴蒔靖夫/IN通信社)には、次のように書かれています。

専門的な技術や技能を身につけた職業人を育成する専修学校の専門課程、いわゆる専門学校は、一般的には企業と連携して産業界の技術動向を見極め、それに追随する形で即戦力のスキルを磨く。しかし日本電子専門学校は、そうではなかったようだ。

「古くからいる役員たちに聞くと、伝統的に本校には、産業界や企業と一緒に『次の技術』をつくってきたところがあります」

と、多は説明する。たとえば、ある企業の担当者が「今度、こういう機能を持つ機械を開発したいのですが、それにはどういう技術が必要になるでしょうか」と、日本電子専門学校の教員にアドバイスを求めてくる。これに対し教員が「これからは○○の技術が主流になります」とアドバイスをすると、今度は「機械が商品化されたときに備えて、今のうちにその技術を使いこなす技術者を育ててほしい」と要請される。そうしたことが珍しくなかったというのだ。

日常的な、なにげない会話のなかで、当時の最先端の技術談議が交わされる。そんな関係性が、日本電子専門学校の教員と企業の担当者とのあいだにできていたということだろう。

「結果として日本電子専門学校は、技術の変化をどこよりも早く見越して、旬の技術者を世の中に送り出すことができました。時間をかけて、そういう技術教育の仕組みをつくってきたということです」

と、多は言う。

(『学校法人電子学園の新たなる挑戦』
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園 より)


現代のように変化が激しい時代では、社会をリードし産業にイノベーションを起こすような人材を育成するには、後期中等教育(高等学校での教育)の段階から職業教育を始める必要があると言われているそうです。

専門学校や専門職大学では、職業人として社会で活躍するために必要な専門技術や知識などを学べます。

ただし専門学校や専門職大学は、それぞれに「こういう業種、業界、職業で活躍する人材を育成する」という目的をもっています。したがって、そこで学べるのは、各学校が目的とする業種、業界、職業で役立つ専門技術や知識です。

それゆえ、より実効性のある職業教育を受けるには、高等教育機関である専門学校や専門職大学に入る前の、後期中等教育の段階で、「将来は、どのような業種、業界、職業で働きたいのか」「社会に出て、どのような職業人になりたいのか」「社会に出る前になにを学び、身につけておくのか」を、考えておく必要があるというわけです。

文部科学省は近年、「高大接続改革」を謳い、高校での学びと大学での学び、その間に挟まれる大学入試も含めて、教育を総合的に評価する内容に変えていこうとしています。

しかし、この「高大接続改革」には、知識や理論などを重視する従来の教育は含まれてますが、産業界からの期待や要求が高い職業教育については、現状では含まれていないようです。高度な専門職人材や職業人材を育成するには、高校の段階から職業教育を始める必要があると言われているにもかかわらずです。

その点が現状における「高大接続改革」の課題であると考えている電子学園は、ならば自分たちで職業教育の「高大接続改革」を実現しようという意欲をもっています。そのために、高校や大学院を電子学園でもつことも視野に入れていると言います。そうすることで、職業教育の体系化を実現しようというのです。

戦後から今日に至るまでの日本の産業発展に職業教育が大きく寄与してきたことは、間違いのない事実だ。だからこそわれわれは、職業教育の振興を図ることが産業の振興に直結することを、もっと知る必要がある。

それに、「高大接続改革」は本来、日本の高等教育全体に関わる問題であるはずだ。であるならば、職業教育に携わる者がやるべきことははっきりしている。自らの手で職業教育改革の一環として職業教育体系を確立することだ。その主導的な役割を電子学園が果たしたいと、多は力を込めて語る。

(『学校法人電子学園の新たなる挑戦』
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図 より)


グローバルに活躍し、これからの日本の産業界を担っていく人材を育成する場として、専門学校や専門職大学への産業界からの期待はどんどん高まっています。

将来、職業人として高い能力を発揮し、社会や産業に貢献してよりよい未来をつくっていきたいと考える若い人たちにとっても、社会や産業界から求められる技術や技能、知識などを社会に出る前に身につけられる専門学校や専門職大学は今後、より重要な、そして魅力的な進学先のひとつとなっていくのではないでしょうか。

なかでも、ICTを中心とする電子技術の実践的な教育や、ICTに関する高い知識や技術を活用して社会にイノベーションを起こしていく方法を学びたい人にとって、実践的な職業人材を育成する「日本電子専門学校」や、高度な専門職人材を育成する「情報経営イノベーション専門職大学(iU)」は、興味深い学校ではないかと思います。

『学校法人電子学園の新たなる挑戦』では、この両校を運営する学校法人電子学園の、常に時代を先取りした職業教育を展開してきたこれまでの歩みや取り組み、職業教育にかける意欲や教育理念などを紹介しています。また、なぜ、いま職業教育が注目されているのか、これからの日本を担う人材を育成するためには、どのような職業教育が求められているのかについても考察しています。


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学校法人電子学園の新たなる挑戦
~実践的な職業教育体系で専門職人材を育成~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.p_ID_38

第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動
第2章 産業の未来を切り拓くイノベーション人材を育成
第3章 起業にチャレンジする「イノベーションプロジェクト」
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


この本が、これからの職業教育や、選択肢としての専門学校や専門職大学を考えるうえで、なにかのお役に立てれば幸いです。

また、文部科学省がオープンした「専修学校 #知る専」のウェブサイトも、それぞれの専門学校や専門職大学が行っている職業教育の魅力や重要性などの一端を知ることができる場として役立つものになることを、期待しています。



2021/03/09

カーボンニュートラル実現のために、さらなる再生可能エネルギーの拡大を


東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故発生から、まもなく10年を迎えます。

日本の一次エネルギーの供給構成を見ると、原子力による供給は、震災前の2010年度には全体の11.2%を占めていました。原子力発電は、電力を安定供給できることに加え、温室効果ガスの排出が少ないというメリットがあり、そのため以前は「環境に優しい電源」と言われていました。潤沢な電力を得つつ地球温暖化を抑制する、夢の電源のひとつでした。

しかし、震災に伴う事故により放射性物質が外に漏れ、環境が大きく汚染されました。原子力発電は、通常稼働をしているときは環境に優しくても、ひとたび事故が発生すれば放射能汚染により環境が破壊され、その回復には何年も何十年もかかることを、私たちは実感しました。

震災以降、原子力発電所の稼働は抑制され、エネルギー源としての供給比率は、2018年度には2.8%にまで下がっています。

11.2%から2.8%へと、8.4ポイント減少した原子力の分を補ったのは、化石燃料と再生可能エネルギーです。化石燃料の割合が4.3ポイント、再生可能エネルギーの割合が3.8ポイント増えています。

日本の一次エネルギー供給構成の推移

地球温暖化の抑制は、すぐにでも取りかからなければいけない課題と言われています。温室効果ガス排出量の少ない原子力発電はかつて、そのための有効な手段のひとつと言われていました。

しかし、原子力発電には大きな危険があることが顕在化しました。その危険は、発生したときの被害があまりにも大きいことがわかり、世界は脱原発の方向に進みつつあります。人類は、原子力に代わる、温室効果ガス排出量の少ない別の電源を手に入れる必要があるでしょう。

そこで注目されているのが再生可能エネルギーです。

IN通信社には、事業として再生可能エネルギーを扱う企業を紹介する書籍があります。一般に広く知られる太陽光発電のほかにも、地熱や風力による発電を扱っている企業もあります。いくつか紹介しましょう。


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再エネ投資で未来をつくる
~自立・分散型社会の構築をめざすセンチュリー・エナジーの挑戦~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_38

第1章 パンデミックからの回復とエネルギー政策
第2章 未来の環境のためのESG投資と太陽光発電
第3章 太陽光発電事業者の社会的責任
第4章 総合再生可能エネルギー事業者として地域を活性化
第5章 創業者・山中正の理念と哲学
第6章 センチュリー・エナジーが描く再生可能エネルギーの未来図

地震が起こったとき、山中は東京・西麻布の事務所にいた。テレビで報道される、津波がゆっくりと押し寄せてくる光景を、身じろぎもせずに眺めていたことを鮮明に覚えているという。

そして、農畜水産物の風評被害をはじめとして故郷が混乱する様子を見聞きしていくうちに、「われわれはもう、原子力に頼るべきではない」と思うようになった。以前から地球環境に危機感をもっていた山中にとっては、得るべくして得た確信と言えよう。

「いわゆる『原子力村』の人々は、原子力発電はCO2を排出しないクリーンエネルギーだと言って、増設を行ってきました。しかし、命に関わるあんな事故が起こってしまいました。それに、仮に事故がなかったとしても、『使用済み燃料は再生可能なのか?』『廃炉や使用済み燃料の廃棄コストはどうなのか?』などを考えれば考えるほど、疑問が多く出てきます。それで、『原子力発電は、もうだめだ。この先、原子力発電が主力になることはない』と思うようになりました。
そして、FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)ができることを知り、これからは再生可能エネルギーで社会に貢献する仕事をしていこうと決めました」

そのときにはまだ、再生可能エネルギーについての知識が十分にあったわけではないが、これからはそれ以外に選択肢はないと、山中ははっきり自覚した。

(第5章 創業者・山中正の理念と哲学 より)

『再エネ投資で未来をつくる』前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


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グローバル・リンクのエネルギー革命
~日本のモノづくりが世界を救う~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_128

第1章 急変する世界のエネルギー事情と国際的な取り組み
第2章 いま求められる再生可能エネルギーの活用
第3章 再生可能エネルギー業界を牽引するグローバル・リンク
第4章 エネルギー新時代を切り拓く多様な技術と製品群
第5章 「不可能の壁」へのあくなき挑戦
第6章 夢の技術でエネルギーを“つくる”時代へ

一般的に、製造業は多くの電気を使うので電気の購入量も多いと考えられがちだが、多くの工場では自家発電を取り入れている。各家庭や一般企業も、そうした工場と同じように、自分たちが使う電気を自分たちでつくるようになれば、大きな負担となっている電気代に悩まされることもなくなる。

しかも、その電気を環境負荷の少ない再生可能エネルギーで賄うことができれば、地球温暖化などの環境問題も必ずや好転するはずだ。

もちろん、いますぐ再生可能エネルギー発電に取り組んでも、メリットがある企業ばかりではないかもしれない。だが、いざというときのことを考えれば、国レベルでも個人レベルでも、自分たちの生活に欠かせない電気を他人任せにするわけにいかないし、環境負荷の大きいエネルギーをこのまま使い続けるわけにもいかないというのが時代の趨勢だ。実際、化石燃料をエネルギー源として使用することに対する抵抗は、世界中で急速に高まっている。

「エネルギーを買う時代からつくる時代へと変わっていけば、大手電力会社がいらない世の中になるでしょう。それが実現できれば、原子力発電などいらなくなります。それこそが、私がめざしている理想の未来なのです。

とはいえ、まだまだ再生可能エネルギーのシェアは小さいので、これからもっと広げていかなくてはなりません。国をあげて取り組んでほしいですね」

と、冨樫は語る。

(第6章 夢の技術でエネルギーを“つくる”時代へ より)

『グローバル・リンクのエネルギー革命』の前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


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エコスタイルの挑戦
~2030年までまだまだ必要、太陽光発電投資~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_216

第1章 本格的な再生可能エネルギーの時代が到来
第2章 太陽光発電事業で躍進するエコスタイル
第3章 あんしん太陽光発電エコの輪
第4章 顧客の声がエコスタイルの成長を後押し
第5章 木下公貴のめざす企業ビジョンと人生哲学
第6章 エコスタイルが描く再生可能エネルギーの未来図

エコスタイルが提案する自給自足プロジェクトは、太陽光、水力、地熱、風力、バイオマスといった、地域の財産である「自然の恵み」をエネルギー(電気)に換えて、その地域で消費することにより、自然を守るとともに自然を有効活用し、結果的にその恩恵が地域へ還元されることを原点とする。そして、地域における持続可能な循環型社会に根ざした電力事業のしくみを構築し、普及、発展させることで、地域の活性化や環境貢献に尽力していきたいとの考えが基本にある。

(中略)

「それぞれの地域には固有の資源があると思うのです。温泉があれば地熱を利用できるし、水が豊富な地域は小水力、日射量が多いところは太陽光を使うなど、当社では、それぞれの地域特性を活かした電源開発を提案させていただきます。

これまでは、二酸化炭素(CO2)を削減しようとすると経済活動を抑制することにつながると考えられがちでした。でも、そうではなく、われわれとしては、環境にも貢献でき、経済的にもプラスになるものをつくりたいのです。再生可能エネルギーを導入し、それに伴う産業が普及すれば、そこに雇用が生まれ、経済活動も活発化します。経済活動を抑制しないとCO2の削減はできないという古い発想は改めるべきで、むしろ、地域固有の自然資源を活用したエネルギー事業が地域経済にもたらすプラスの効果に目を向けてほしいと思います」

エネルギー事業というのは地域社会にとってインパクトを持つ事業である。エコスタイルでは、自給自足プロジェクトに積極的に取り組むことで、再生可能エネルギーによる地域電力インフラのイノベーションを推進し、さらには地方創生にもつなげていきたいとしている。

(第6章 エコスタイルが描く再生可能エネルギーの未来図 より)

『エコスタイルの挑戦』の前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


こうした企業がもつ地球環境への思いや、その事業活動などを知ることにより、再生可能エネルギーへの理解が深まったり、地球環境の保全につながる行動を起こしたりするきっかけのひとつになれたなら……。

そんなことを思いながら、IN通信社では本をつくっています。





2021/03/05

現役大学生が続々と起業!


2020年に新たに開学した、情報経営イノベーション専門職大学(略称・iU)という大学をご存じでしょうか。

専門職大学というのは、2019年に誕生した新しい教育機関です。専門学校と名称が似ていますが、あくまでも「大学」の一種です。
専門学校では、特定の業種において必要な職業スキルを実践的に学びます。専門学校を卒業した人には、「専門士」または「高度専門士」の称号が与えられます。
一方、専門職大学では、特定の業種・業界において必要な職業スキルを提携企業での実務も経験しながら実践的に学ぶことに加えて、専門職人材に必要な知識と理論も学びます。専門職大学を卒業した人には、「学士(専門職)」の学位が与えられます。

理論にも裏付けられた「高度な実践力」「豊かな創造力」を身に着けた職業人を育成することを目的とする専門職大学の学生は、卒業後は即戦力の専門職として、また、現場の最前線に立つリーダーとして、活躍することが期待されています。
そしてiUは、その名称どおり、ICT(情報通信技術)を活用してビジネスにイノベーションを起こす高度な専門職人材を育成することを目的としています。

この目的を実現するために、iUでは、在学中に1回は起業にチャレンジすることを学生に求めています。実際に起業するかは別にしても、卒業までに、すぐにでも事業をスタートできるだけのレベルにある事業計画書をまとめることを、学生に要求しています。
学生に対してはもちろん、アイデアを事業化するための計画立案や、実際に起業を行おうとする学生への資金面、人材面、経営面でのサポートを、大学として行うとしています。

その教育システムは有効に機能しているようで、iUでは、2020年に入学した第1期生による学生起業がすでに3件あり、そのほかに、起業に向けて進行しているビジネスプランが約10件もあるそうです。


iUによる学生起業支援がスタート!これにより、iU1期生が続々起業!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000061260.html


起業したのは去年、専門職大学に入学したばかりの学生さんですから、まだ20歳になるかならないかの若い方たちだと思います。長引くコロナ禍で日本の経済が苦しんでいるなかでも、若い方たちは新しいビジネスを生み出していく力をもっている。頼もしいかぎりです。

さらには、iUの教員、復業社会人、iUの学生がバディを組む、新しいかたちによる起業も実現しています。


起業の新しい形がスタート!大学生と複業社会人がバディを組む会社にiU1期生が参加
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000061260.html


柔軟な発想と生活者目線をもつ学生と、各領域における実務経験が豊富な社会人がバディを組み、ひとつのポジションを担う「ワークシェアリング制」により、イノベーションの創出を加速させるとのことです。

疲弊した日本の経済を活性化させ、大きく失った国際競争力を取り戻すためには、イノベーティブな専門職人材の育成が不可欠です。

そのために開学し、すでに実績を出し始めたiUの、職業教育に対する取り組みや理念に興味・関心がある方、さらには、iUと日本電子専門学校を運営する学校法人電子学園の、日本の職業教育を牽引してきたこれまでの歩みや、これからの社会が求める人材の育成を目的に常に挑戦を続ける姿勢などを知りたい方などに、おすすめしたいのが『学校法人電子学園の新たなる挑戦』です。

丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラー(2021/1/28~2/3)ノンフィクションジャンルの第5位に入った本書。ぜひ、お手に取ってみてください。


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学校法人電子学園の新たなる挑戦
~実践的な職業教育体系で専門職人材を育成~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.p_ID_38


第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動
第2章 産業の未来を切り拓くイノベーション人材を育成
第3章 起業にチャレンジする「イノベーションプロジェクト」
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/04

『白石幸生のアートビジネスの世界』のKindle版がリリースされました

1月末の発売以来、丸善 丸の内本店では週刊ベストセラーランキングのビジネス書ジャンルで第7位(2月4日~10日)に入り、Amazon売れ筋ランキングではサービス・小売一般関連書籍ジャンルで第3位(2月24日~25日)に入るなど、おかげさまで初動良好の『白石幸生のアートビジネスの世界』が、Kindleブックでも読めるようになりました。


『白石幸生のアートビジネスの世界: 画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS』Kindle版


ブライダルリング(エンゲージリング&マリッジリング)の専門店として人気の高い「銀座ダイヤモンドシライシ」や、高級ダイヤモンドブランドとして世界中で名が知られている「エクセルコ ダイヤモンド」の店舗を運営・展開しているのが、白石幸生さんが率いるNEW ARTグループです。

白石さんは、もともとは日本の美術作品、なかでも特に日本の現代アートを積極的に発掘・紹介するギャラリスト(画廊をもつ美術商)として、世界の美術界で名が知られている人物です。

『白石幸生のアートビジネスの世界』では、アートを心から愛し、アートのもつ力の大きさと価値の高さを信じているギャラリストが、実業家としてジュエリー事業をどのように開拓し、事業化し、展開してきたのかを主軸に、白石さんのビジネス哲学の根底に流れる「アート的発想」とはどういうものかを探り、その「アート的発想」によりどのようにビジネスが生まれるのかを考察していきます。

「美(アート)」をキーワードに、「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」のほかにも、エステティックサロンの「ラ・パルレ」、ゴルフショップの「CRAZY」、日本のアートの発信基地である「NEW ART LAB」など、さまざまな事業を多角的に展開し業績を伸ばすNEW ARTグループのユニークな事業活動や経営手法の根本にある「アート的発想」に、ぜひふれてみてください。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/03

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』 前書きと目次

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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を ―― 人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-465-5
初版発行:2021年3月12日




はじめに

2019年の日本人の平均寿命は、男性81・41歳、女性87・45歳となり(厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」)、人生100年時代はまさに目前といった状況だ。

長寿はおおいにめでたいことだが、その一方で、人生が長くなればなるほど、アクシデントに見舞われる可能性も高くなる。地震、台風、洪水などの自然災害に遭う可能性もあれば、バブル経済の崩壊やリーマンショックなどのような経済不況の大波が襲ってくることもある。最近では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに世界中が震撼した。

生きていれば必ず、なにか事件や事故は起こるものだ。どれほど英知を働かせようと、人類の技術がどれほど高度に発展しようと、そうしたアクシデントを完全に避ける方法は、おそらくない。だからといって、ただ手をこまぬいているだけでは、生きている甲斐がない。

「いちばん大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである」

これは、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスの言葉だ。紀元前5世紀に生きたソクラテスは、当時すでにそのことを看破していた。

長寿が普通になればなるほど、特に人生の後半生をどう生きるか、その充実がいっそう強く求められるのではないだろうか。人生100年時代では、60歳~65歳で定年を迎えたとしても、その後も人生は30年余りも続く可能性が高い。その30年をどう生きるか。「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、人生の満足度は、「終わり」の30年に大きく左右されると言えそうだ。

ところが日本では、人生の後半は非常に厳しい状況におかれるのが現実だ。年金支給額は現在ですら、定年まで勤めあげても、夫婦の年金を合わせただけでは、どうにか暮らせるかすら危うい状況にある。今後は年金支給額がさらに下がっていくことが予想され、そうなった場合、年金だけでは生活ができなくなるだろう。

そもそも定年年齢も65歳にまで引き上げられ、今後さらに70歳にまで延長される可能性が高い。仕事を引退し、悠々自適の生活をしたくても、そう簡単には仕事を辞められないし、辞めたら辞めたで年金だけでは暮らしていけない。

実際、2019年6月に金融庁の金融審議会がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」では、定年後には生活費などの支出に対し年金などの収入が毎月約5万円の不足となり、そのため定年後に30年生きるには、金融資産「約2000万円の取崩しが必要」と指摘している。つまり、政府自ら、現在の公的年金制度では、老後の生活は支えられないと公言したわけだ。

ところが、これに対して「政府は公的な責任を放棄している」と国民から非難の声があがると、政府はあわてて「この報告は世間に対して不安や誤解を招く」と釈明。この報告書を正式なものとしては受け取らないとして、事実上葬った。つまり、国民の老後の生活不安はそのまま蓋をされたかたちとなり、国が問題の本格的な解決に臨むことは期待できないということが露呈した。

日本はしばしば、公的な問題解決力は低いが、民間のパワーはそれを補って余りあるほど優れていると言われる。老後の生活不安についても、不安のない、安定的で豊かな老後の暮らしを実現するスキームを20年近くも前につくり、みごとな解決策をすでに示している民間企業がある。それが本書で紹介する、三光ソフランホールディングス株式会社(本社・東京都中央区八重洲)だ。

三光ソフランホールディングスは、傘下に三光ソフラン株式会社、株式会社アップル、株式会社アミックス、株式会社KACHIALなど18社(2020年10月現在)を擁する一大企業グループだ。不動産事業を中心に、宿泊事業、医療事業、軽飲食事業、保育園事業など、幅広く事業を展開している。

なかでも中核となっているのは「お金持ち大家さん」という事業だ。これは「不安のない、安定的で豊かな老後」を約束する、いま最も必要とされ、求められている事業である。そのしくみは本文で詳しく説明するが、聞けば聞くほど「お金と頭は使いよう」だと納得できる。この「お金持ち大家さん」を実行し、ゆとりのある老後を楽しんでいたり、老後の不安を感じずにリタイアの日がくることを待望していたりする人は、すでに1500人(2020年5月現在)に及ぶという。

三光ソフランホールディングスを創業し、一代で今日の一大企業グループにまで育てあげてきた、代表取締役の高橋誠一氏の生き方にも、目を見張るものがある。埼玉県大宮市(現・さいたま市)の、いわゆる「米屋」の息子に生まれたというから、経営者としての後ろ盾も、元手となるような資産も、高橋氏にはなかったはずだ。だが、大学を卒業して家業を継ぐと、たちまち県下一の米穀店チェーンに成長させ、店舗数を四十数軒にまで拡大させた。その後、不動産業に転じてからは多彩な事業を手がけ、どれも県下一番、関東一番、業界一番、日本で一番と、すべて「一番」にしてしまったのだ。こうした実績を聞けば、高橋氏のもつ経営者としての資質が並のものではないことがわかる。

高橋氏の経営方針は、驚くほど明快だ。人々が「必要としているもの」「あるといいと思っているもの」ならば、すぐにその実現に向けて行動を起こすこと。それに尽きると言うのだ。

人を喜ばせ、幸せにすることが、とにかく大好きだという高橋氏は、
「要は、おせっかいなんです」
と言って苦笑するが、その実は、「社会のニーズをいち早くとらえ、迅速に行動する」というビジネスの成功法則を、ひたすら実践してきた人物だと言えるだろう。そしてこの法則は、経営者としてばかりでなく、いかに生きるべきかという問いにも答える、松下幸之助氏や稲盛和夫氏など人生哲学の英傑の教えにも通じるものだ。

高橋氏と私の交流が始まったのは20年ほど前からだ。当時の三光ソフラングループはホールディングス体制に移行する前で、年商60億円ほどの、正直に言えばまだ発展途上の企業だった。それまでは事業内容を不動産の有効活用に特化していたが、このころに社会的需要の多い高齢者ビジネスに参入し、高齢者ケアのうちでも特に必要度が高いにもかかわらず、採算効率的に課題が多いことなどから参入者が限られていた、認知症高齢者のためのグループホーム事業に力を入れていた。この事業は、数年後には、グループホームとしては日本一のベッド数を有する規模にまで拡大した。

その後の高橋氏の歩みは「驀進」の2文字に集約される。

現在、三光ソフラングループの主軸企業である三光ソフランは、不動産、建築、コンサルティングを手がけており、なかでも個人年金づくりを推進する「お金持ち大家さん」は他の追随を許さない。

また、アパート・マンションなどの仲介・管理事業を行うアップルは、Apaman Network株式会社がフランチャイズを展開する「アパマンショップ」加盟店のなかで、店舗数、仲介件数ともにナンバーワンの実績を誇る。

ほかにも、三光ソフランと同様の不動産活用やサブリース事業を、事業エリアや顧客対象を変えて展開するアミックスとKACHIAL、さらには宿泊事業や医療事業を手がける企業などをも、三光ソフランホールディングスの傘下に擁する。

しかも、それぞれの企業にも関連会社が複数存在するため、それらすべてを合わせれば50社を超える規模になる。残念ながら紙面の都合もあり、本書でそれらすべての企業について紹介することはできない点については、ご了承いただきたい。

グループ全体の年商は500億円を超え(2020年現在)、1000億円企業への道もすでに確実に視野に入っているという。

現在、高橋氏のビジネスは、不動産事業の枠を超え、新たな領域へと次々と拡大している。それも、単なる思いつきによる拡大ではなく、不動産ビジネスで得た情報を存分に活用し、社会の動きや人々のライフスタイルの変容などを正確にとらえたうえでの拡大なので、その歩みには迷いも逡巡もない。ビジネスのフィールドも日本を飛び出し、世界に拠点を次々と築き始めている。

しかも、多くの創業経営者が悩む事業承継においても死角はない。高橋氏は、長男の幸一郎氏と次男の大輔氏という、2人の優秀な継承者を育てているからだ。タイプの異なる個性をもつ幸一郎氏と大輔氏がいることで、今後の三光ソフラングループは多様な可能性に満ちており、今後どこまで発展していくのか、ますます楽しみになってくる。

本書を通じて多くの読者が三光ソフラングループの存在と高橋氏の経営哲学を知り、そのことによって明日の日本に対する希望を抱くことができたなら、著者としてこれ以上の幸せはない。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。

2021年1月  鶴蒔靖夫




はじめに


第1章 いざというとき、国が頼りにする男

国の提供数を上まわる数の「みなし仮設住宅」を提供
豊富な人脈、圧倒的な情報力、群を抜く行動力で信頼を得る
「世のため、人のため」という精神が経営を成功に導く
三光ソフラングループの「大切な言葉」


第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する

世界62位と想像以上に低い日本の幸福度
老後の生活資金に対する不安が強い日本
退職金を取り崩す日々では不安がつのるのもあたりまえ
いっそう厳しくなる年金の将来
「あなた任せ」では満足な老後を期待できない
自己資金2000万円で始める夢の不動産活用「お金持ち大家さん」
信頼できるパートナーと組むことが成功の鍵
2棟目、3棟目と増やすことで生活はさらに安定する
自己資金1000万円以下でも「個人年金」はつくれる
土地オーナーの財産を守る「財産ドック」
40人のメンバーで「財産ドック」をスタート
「財産ドック」の最初の成果は共済制度の設立
「説得する」のではなく「納得してもらう」
土地オーナーのためのさまざまなサポートを実施
バブル崩壊時もほぼ無傷で乗りきれた理由


第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業

賃貸不動産の全国ネットワークを実現した「アパマンショップ」
全国賃貸管理ビジネス協会の会長として業界を牽引
「アパマンショップ」でナンバーワンの実績を誇るアップル
他社に先駆けてサブリースを導入したアミックス
小規模な土地活用で力を発揮するシャイン・コーポレーションとパイン
横浜で圧倒的な存在感を発揮する横濱コーポレーション株式会社
不動産活用の新たな価値を創造するKACHIAL
JAとの提携から民泊事業のパイオニアへ
世界規模の資産運用を推進
5年後、10年後の経営を追っていく


第4章 「一番」がいちばん似合う男 ― 高橋誠一・経営者人生の軌跡 ―

人生を好転させるポイントは「利他の心」にある
どんなことでも「やり方」「生き方」は自分で決める
どんなことにも必ず「改善」「改良」「改革」の余地がある
どんなことがあっても絶対に嫌な顔はしない
10億円、100億円を動かす人間になりたい
ビジネスでも鮮度が大事、やると決めたら即実行
とことん熱心に取り組むこと以上にお客の心をつかむ方法はない
知らないことは正直に「知らない」と言って教えてもらい、教えは素直に取り入れる
「学ぶ」は「まねぶ」
脳みそが千切れそうになるまで考えて考えて考え抜け
最低3人の意見を聞くが、決めるのは自分自身
人が幸せになる、人が喜ぶ。それが事業の究極の目的
社会的使命を帯びた事業なら、どんなに困難でも挑んでいく
ひたすら前に進んでいけば、すべてがポジティブに変わっていく
素直な心で新事業にどんどん挑戦すれば、人間性や生き方も広がっていく


第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ

不動産の価値を高める宿泊事業
2030年、観光は自動車を超える巨大市場になる
京都巡りを心ゆくまで楽しめる宿「Stay SAKURA Kyoto」
江戸の伝統と東京の魅力の両方を味わえる「Stay SAKURA Tokyo」
日本のビーチリゾート「宮古島」から世界のビーチリゾート「ハワイ」へ
在宅医療を強力にバックアップするメディカルホットライン
医師が24時間常駐する「ひかりクリニック」
地域に愛される在宅医療の総合クリニックをめざす
患者の利便性向上と医療者としてのレベルアップを図る
「ご用聞き」精神を遺憾なく発揮して地域に貢献
コロナによる医療危機救援に活路を開いた「在宅医療政治連盟」
保育園運営やフィットネス事業などでも社会に貢献


第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

輝く目をもつ人材を徹底的に磨いてダイヤモンドにする
固定観念を壊していく人材を採用し、OJTで鍛えていく
絶対にあきらめず、とことんやりきる人を応援する
やりたい仕事に挑戦し、失敗を恐れず前へ進め
ダイアリーと日程表で時間を効率的に管理させる
さらなるIT化を促進し、新しい技術やサービスにも挑戦
観光立国にもさらに貢献していく
三光ソフラングループの未来をつくる理想的な事業承継者たち
多彩な社会貢献活動で世界の人々の幸福に寄与する
120歳、130歳になっても経営トップであり続ける


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2021/03/01

資産運用としてのアートに注目?

2月28日の「Yahoo! ファイナンス」に、このような記事が掲載されていました。

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 日米両市場ともに波乱だが、懸念は無用!
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210228-00000009-stkms-market

もともとは「株探ニュース」(2021年2月26日)に掲載されたもののようですが、ごく大雑把にまとめると――、

◎富裕層のあいだで資産運用としてのアートへの投資が伸びている。
◎評価が確立されたアート作品の価格は高止まり、新たに注目されるようになったアーティストの作品は妙味あり。
◎なかでも花田和治(はなだ かずはる)の作品が話題。

なのだそうです。

そして、記事中にも書かれていますが、この花田和治さんを発掘したのが、NEW ART HOLDINGS 代表取締役会長兼社長の白石幸生さんなのです。

1月新刊の『白石幸生のアートビジネスの世界』(鶴蒔靖夫・著)には、白石さんが花田さんのことを知るに至った経緯が、簡単にではありますが書かれています。書籍から一部転載します。



白石は荻原と談笑していた際に、荻原の妻の父親が絵を描いていたことを知り、興味をもった。すると荻原は、妻と一緒に父親の絵の写真を白石のところに持ってきた。

「それを見た瞬間、これは、このまま消えてはいけない作家だと思いました。私がそのことを奥様に伝えると、奥様は『父は、白石会長が認めてくださるくらい、芸術家として自分の世界をまっとうしたんですね』と言って、涙をポロリと流されました。それを見てしまったら、もう、そのまま見過ごすわけにはいかなくなってしまいました」

と、白石は当時を振り返る。荻原の妻の父親は、その2年前にすでに亡くなっていたが、その生涯をかけて遺した作品は、実家のある北海道の郊外に家賃の安いアパートの一室を借りて、そこにすべて保管してあるという。これをそのままにしておけば、絵はいずれ朽ちてしまい、日の目を見ることはないだろう。

そこで白石は北海道まで飛び、自らの目で作品を見極め、さらには荻原の妻の母親の気持ちも確認しに行くことにしたという。

「北海道立の美術館などで展覧会を開くことができれば、亡くなったお父様と交友関係のあった方たちのなかから応援しようという人が出てくるかもしれません。そうしたら、それを全国のアートファンに知らせるためにNHKの『日曜美術館』で取り上げてもらいたいと考えました。

また、コレクターには、安くてもいいから3分の1ほどの作品を買い取ってもらい、最終的に北海道にお父様の美術館をつくることができれば、その作品はキュレーターに研究され、次の次の代まで大切に展示することができます。絵の実物を見てからの判断になりますが、場合によってはサザビーズやクリスティーズでも扱われる作家として歴史に残る環境をつくることもできると思っています」

ひとりの芸術家が生涯をかけて描いた作品たちが、誰の目にもふれないままアパートの一室で朽ちてよいはずがない。その強い思いがあるからこそ、損得勘定を抜きにして、白石は北の大地へと向かう。近い将来、いまは埋もれているひとりの画家が、北海道を代表するアーティストのひとりになるかもしれない。


本書執筆のための取材時点では「いまは埋もれているひとりの画家」だった花田和治さんの作品が、いまでは価値あるアートとして話題を集めているそうです。そうしたこともあり、花田和治さんを発掘した白石幸生さんが率いるNEW ART HOLDINGSも、株式の投資先として期待できるようです。そのあたりのことについては、「Yahoo! ファイナンス」の記事もしくは「株探ニュース」の記事をご覧ください。

そして、この記事で取り上げられているNEW ART HOLDINGSとはどういう会社なのか、そこを率いる白石幸生さんとはどういう経営者なのか、といったことに興味・関心が湧いた方は、『白石幸生のアートビジネスの世界』をぜひ、お読みになってくださいませ。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



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