書籍・雑誌

2021/03/04

『白石幸生のアートビジネスの世界』のKindle版がリリースされました

1月末の発売以来、丸善 丸の内本店では週刊ベストセラーランキングのビジネス書ジャンルで第7位(2月4日~10日)に入り、Amazon売れ筋ランキングではサービス・小売一般関連書籍ジャンルで第3位(2月24日~25日)に入るなど、おかげさまで初動良好の『白石幸生のアートビジネスの世界』が、Kindleブックでも読めるようになりました。


『白石幸生のアートビジネスの世界: 画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS』Kindle版


ブライダルリング(エンゲージリング&マリッジリング)の専門店として人気の高い「銀座ダイヤモンドシライシ」や、高級ダイヤモンドブランドとして世界中で名が知られている「エクセルコ ダイヤモンド」の店舗を運営・展開しているのが、白石幸生さんが率いるNEW ARTグループです。

白石さんは、もともとは日本の美術作品、なかでも特に日本の現代アートを積極的に発掘・紹介するギャラリスト(画廊をもつ美術商)として、世界の美術界で名が知られている人物です。

『白石幸生のアートビジネスの世界』では、アートを心から愛し、アートのもつ力の大きさと価値の高さを信じているギャラリストが、実業家としてジュエリー事業をどのように開拓し、事業化し、展開してきたのかを主軸に、白石さんのビジネス哲学の根底に流れる「アート的発想」とはどういうものかを探り、その「アート的発想」によりどのようにビジネスが生まれるのかを考察していきます。

「美(アート)」をキーワードに、「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」のほかにも、エステティックサロンの「ラ・パルレ」、ゴルフショップの「CRAZY」、日本のアートの発信基地である「NEW ART LAB」など、さまざまな事業を多角的に展開し業績を伸ばすNEW ARTグループのユニークな事業活動や経営手法の根本にある「アート的発想」に、ぜひふれてみてください。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/03/03

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』 前書きと目次

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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を ―― 人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-465-5
初版発行:2021年3月12日




はじめに

2019年の日本人の平均寿命は、男性81・41歳、女性87・45歳となり(厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」)、人生100年時代はまさに目前といった状況だ。

長寿はおおいにめでたいことだが、その一方で、人生が長くなればなるほど、アクシデントに見舞われる可能性も高くなる。地震、台風、洪水などの自然災害に遭う可能性もあれば、バブル経済の崩壊やリーマンショックなどのような経済不況の大波が襲ってくることもある。最近では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに世界中が震撼した。

生きていれば必ず、なにか事件や事故は起こるものだ。どれほど英知を働かせようと、人類の技術がどれほど高度に発展しようと、そうしたアクシデントを完全に避ける方法は、おそらくない。だからといって、ただ手をこまぬいているだけでは、生きている甲斐がない。

「いちばん大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである」

これは、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスの言葉だ。紀元前5世紀に生きたソクラテスは、当時すでにそのことを看破していた。

長寿が普通になればなるほど、特に人生の後半生をどう生きるか、その充実がいっそう強く求められるのではないだろうか。人生100年時代では、60歳~65歳で定年を迎えたとしても、その後も人生は30年余りも続く可能性が高い。その30年をどう生きるか。「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、人生の満足度は、「終わり」の30年に大きく左右されると言えそうだ。

ところが日本では、人生の後半は非常に厳しい状況におかれるのが現実だ。年金支給額は現在ですら、定年まで勤めあげても、夫婦の年金を合わせただけでは、どうにか暮らせるかすら危うい状況にある。今後は年金支給額がさらに下がっていくことが予想され、そうなった場合、年金だけでは生活ができなくなるだろう。

そもそも定年年齢も65歳にまで引き上げられ、今後さらに70歳にまで延長される可能性が高い。仕事を引退し、悠々自適の生活をしたくても、そう簡単には仕事を辞められないし、辞めたら辞めたで年金だけでは暮らしていけない。

実際、2019年6月に金融庁の金融審議会がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」では、定年後には生活費などの支出に対し年金などの収入が毎月約5万円の不足となり、そのため定年後に30年生きるには、金融資産「約2000万円の取崩しが必要」と指摘している。つまり、政府自ら、現在の公的年金制度では、老後の生活は支えられないと公言したわけだ。

ところが、これに対して「政府は公的な責任を放棄している」と国民から非難の声があがると、政府はあわてて「この報告は世間に対して不安や誤解を招く」と釈明。この報告書を正式なものとしては受け取らないとして、事実上葬った。つまり、国民の老後の生活不安はそのまま蓋をされたかたちとなり、国が問題の本格的な解決に臨むことは期待できないということが露呈した。

日本はしばしば、公的な問題解決力は低いが、民間のパワーはそれを補って余りあるほど優れていると言われる。老後の生活不安についても、不安のない、安定的で豊かな老後の暮らしを実現するスキームを20年近くも前につくり、みごとな解決策をすでに示している民間企業がある。それが本書で紹介する、三光ソフランホールディングス株式会社(本社・東京都中央区八重洲)だ。

三光ソフランホールディングスは、傘下に三光ソフラン株式会社、株式会社アップル、株式会社アミックス、株式会社KACHIALなど18社(2020年10月現在)を擁する一大企業グループだ。不動産事業を中心に、宿泊事業、医療事業、軽飲食事業、保育園事業など、幅広く事業を展開している。

なかでも中核となっているのは「お金持ち大家さん」という事業だ。これは「不安のない、安定的で豊かな老後」を約束する、いま最も必要とされ、求められている事業である。そのしくみは本文で詳しく説明するが、聞けば聞くほど「お金と頭は使いよう」だと納得できる。この「お金持ち大家さん」を実行し、ゆとりのある老後を楽しんでいたり、老後の不安を感じずにリタイアの日がくることを待望していたりする人は、すでに1500人(2020年5月現在)に及ぶという。

三光ソフランホールディングスを創業し、一代で今日の一大企業グループにまで育てあげてきた、代表取締役の高橋誠一氏の生き方にも、目を見張るものがある。埼玉県大宮市(現・さいたま市)の、いわゆる「米屋」の息子に生まれたというから、経営者としての後ろ盾も、元手となるような資産も、高橋氏にはなかったはずだ。だが、大学を卒業して家業を継ぐと、たちまち県下一の米穀店チェーンに成長させ、店舗数を四十数軒にまで拡大させた。その後、不動産業に転じてからは多彩な事業を手がけ、どれも県下一番、関東一番、業界一番、日本で一番と、すべて「一番」にしてしまったのだ。こうした実績を聞けば、高橋氏のもつ経営者としての資質が並のものではないことがわかる。

高橋氏の経営方針は、驚くほど明快だ。人々が「必要としているもの」「あるといいと思っているもの」ならば、すぐにその実現に向けて行動を起こすこと。それに尽きると言うのだ。

人を喜ばせ、幸せにすることが、とにかく大好きだという高橋氏は、
「要は、おせっかいなんです」
と言って苦笑するが、その実は、「社会のニーズをいち早くとらえ、迅速に行動する」というビジネスの成功法則を、ひたすら実践してきた人物だと言えるだろう。そしてこの法則は、経営者としてばかりでなく、いかに生きるべきかという問いにも答える、松下幸之助氏や稲盛和夫氏など人生哲学の英傑の教えにも通じるものだ。

高橋氏と私の交流が始まったのは20年ほど前からだ。当時の三光ソフラングループはホールディングス体制に移行する前で、年商60億円ほどの、正直に言えばまだ発展途上の企業だった。それまでは事業内容を不動産の有効活用に特化していたが、このころに社会的需要の多い高齢者ビジネスに参入し、高齢者ケアのうちでも特に必要度が高いにもかかわらず、採算効率的に課題が多いことなどから参入者が限られていた、認知症高齢者のためのグループホーム事業に力を入れていた。この事業は、数年後には、グループホームとしては日本一のベッド数を有する規模にまで拡大した。

その後の高橋氏の歩みは「驀進」の2文字に集約される。

現在、三光ソフラングループの主軸企業である三光ソフランは、不動産、建築、コンサルティングを手がけており、なかでも個人年金づくりを推進する「お金持ち大家さん」は他の追随を許さない。

また、アパート・マンションなどの仲介・管理事業を行うアップルは、Apaman Network株式会社がフランチャイズを展開する「アパマンショップ」加盟店のなかで、店舗数、仲介件数ともにナンバーワンの実績を誇る。

ほかにも、三光ソフランと同様の不動産活用やサブリース事業を、事業エリアや顧客対象を変えて展開するアミックスとKACHIAL、さらには宿泊事業や医療事業を手がける企業などをも、三光ソフランホールディングスの傘下に擁する。

しかも、それぞれの企業にも関連会社が複数存在するため、それらすべてを合わせれば50社を超える規模になる。残念ながら紙面の都合もあり、本書でそれらすべての企業について紹介することはできない点については、ご了承いただきたい。

グループ全体の年商は500億円を超え(2020年現在)、1000億円企業への道もすでに確実に視野に入っているという。

現在、高橋氏のビジネスは、不動産事業の枠を超え、新たな領域へと次々と拡大している。それも、単なる思いつきによる拡大ではなく、不動産ビジネスで得た情報を存分に活用し、社会の動きや人々のライフスタイルの変容などを正確にとらえたうえでの拡大なので、その歩みには迷いも逡巡もない。ビジネスのフィールドも日本を飛び出し、世界に拠点を次々と築き始めている。

しかも、多くの創業経営者が悩む事業承継においても死角はない。高橋氏は、長男の幸一郎氏と次男の大輔氏という、2人の優秀な継承者を育てているからだ。タイプの異なる個性をもつ幸一郎氏と大輔氏がいることで、今後の三光ソフラングループは多様な可能性に満ちており、今後どこまで発展していくのか、ますます楽しみになってくる。

本書を通じて多くの読者が三光ソフラングループの存在と高橋氏の経営哲学を知り、そのことによって明日の日本に対する希望を抱くことができたなら、著者としてこれ以上の幸せはない。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。

2021年1月  鶴蒔靖夫




はじめに


第1章 いざというとき、国が頼りにする男

国の提供数を上まわる数の「みなし仮設住宅」を提供
豊富な人脈、圧倒的な情報力、群を抜く行動力で信頼を得る
「世のため、人のため」という精神が経営を成功に導く
三光ソフラングループの「大切な言葉」


第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する

世界62位と想像以上に低い日本の幸福度
老後の生活資金に対する不安が強い日本
退職金を取り崩す日々では不安がつのるのもあたりまえ
いっそう厳しくなる年金の将来
「あなた任せ」では満足な老後を期待できない
自己資金2000万円で始める夢の不動産活用「お金持ち大家さん」
信頼できるパートナーと組むことが成功の鍵
2棟目、3棟目と増やすことで生活はさらに安定する
自己資金1000万円以下でも「個人年金」はつくれる
土地オーナーの財産を守る「財産ドック」
40人のメンバーで「財産ドック」をスタート
「財産ドック」の最初の成果は共済制度の設立
「説得する」のではなく「納得してもらう」
土地オーナーのためのさまざまなサポートを実施
バブル崩壊時もほぼ無傷で乗りきれた理由


第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業

賃貸不動産の全国ネットワークを実現した「アパマンショップ」
全国賃貸管理ビジネス協会の会長として業界を牽引
「アパマンショップ」でナンバーワンの実績を誇るアップル
他社に先駆けてサブリースを導入したアミックス
小規模な土地活用で力を発揮するシャイン・コーポレーションとパイン
横浜で圧倒的な存在感を発揮する横濱コーポレーション株式会社
不動産活用の新たな価値を創造するKACHIAL
JAとの提携から民泊事業のパイオニアへ
世界規模の資産運用を推進
5年後、10年後の経営を追っていく


第4章 「一番」がいちばん似合う男 ― 高橋誠一・経営者人生の軌跡 ―

人生を好転させるポイントは「利他の心」にある
どんなことでも「やり方」「生き方」は自分で決める
どんなことにも必ず「改善」「改良」「改革」の余地がある
どんなことがあっても絶対に嫌な顔はしない
10億円、100億円を動かす人間になりたい
ビジネスでも鮮度が大事、やると決めたら即実行
とことん熱心に取り組むこと以上にお客の心をつかむ方法はない
知らないことは正直に「知らない」と言って教えてもらい、教えは素直に取り入れる
「学ぶ」は「まねぶ」
脳みそが千切れそうになるまで考えて考えて考え抜け
最低3人の意見を聞くが、決めるのは自分自身
人が幸せになる、人が喜ぶ。それが事業の究極の目的
社会的使命を帯びた事業なら、どんなに困難でも挑んでいく
ひたすら前に進んでいけば、すべてがポジティブに変わっていく
素直な心で新事業にどんどん挑戦すれば、人間性や生き方も広がっていく


第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ

不動産の価値を高める宿泊事業
2030年、観光は自動車を超える巨大市場になる
京都巡りを心ゆくまで楽しめる宿「Stay SAKURA Kyoto」
江戸の伝統と東京の魅力の両方を味わえる「Stay SAKURA Tokyo」
日本のビーチリゾート「宮古島」から世界のビーチリゾート「ハワイ」へ
在宅医療を強力にバックアップするメディカルホットライン
医師が24時間常駐する「ひかりクリニック」
地域に愛される在宅医療の総合クリニックをめざす
患者の利便性向上と医療者としてのレベルアップを図る
「ご用聞き」精神を遺憾なく発揮して地域に貢献
コロナによる医療危機救援に活路を開いた「在宅医療政治連盟」
保育園運営やフィットネス事業などでも社会に貢献


第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

輝く目をもつ人材を徹底的に磨いてダイヤモンドにする
固定観念を壊していく人材を採用し、OJTで鍛えていく
絶対にあきらめず、とことんやりきる人を応援する
やりたい仕事に挑戦し、失敗を恐れず前へ進め
ダイアリーと日程表で時間を効率的に管理させる
さらなるIT化を促進し、新しい技術やサービスにも挑戦
観光立国にもさらに貢献していく
三光ソフラングループの未来をつくる理想的な事業承継者たち
多彩な社会貢献活動で世界の人々の幸福に寄与する
120歳、130歳になっても経営トップであり続ける


IN通信社の本 セミオフィシャルサイトへ行く




2021/02/24

『白石幸生のアートビジネスの世界』がサービス・小売一般関連書籍ジャンルで第3位!

丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラーランキング(2月4日~10日)ビジネス書ジャンルで第7位に入った『白石幸生のアートビジネスの世界』が、今度はAmazon 売れ筋ランキング(2月24日)サービス・小売一般関連書籍ジャンルで第3位にランクインしました! ありがとうございます。


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「普通なら、画廊経営で成功を収めたらそれでよしとして、のんびりする人が多いのですが、私はそれができない性質なのです。
ひとつの山の頂にたどり着いたときには、次の山が見えてきます。すると、次はその山に登らずにはいられないのですね。でも、そのためには、いちど麓まで下りていき、いろんなリスクを背負ってふたたび登っていかなければなりません。私の人生は、そうしたことの繰り返しです。なにがあってもあきらめず、何度も新たな挑戦を続けてきた、そんな気がします」

こう語る白石幸生氏が「アート的発想」で手がけるさまざまな事業が、どのような挑戦から生まれたのか。白石氏が率いるNEW ARTグループは、どのような理念や哲学で事業展開をしているのか。
「アートの持てるすべての力であなたを美と健康と幸せに導きます」を理念に掲げるNEW ARTグループのユニークな経営スタイルを紹介し、その根底にある白石氏の「アート的発想」に迫る『白石幸生のアートビジネスの世界』。ぜひ、お読みになってください。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2021/02/17

『白石幸生のアートビジネスの世界』がビジネス書ジャンルで7位!

1月新刊の『白石幸生のアートビジネスの世界』が、丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラーランキング(2021/2/4~2/10)で、ビジネス書ジャンルの7位に入りました! ありがとうございます。



上の写真は、丸善さんのTwitterに掲載されているものです。下段左側の、黄色と白と赤の華やかなカバーの本が当社の本です。


ビジネスに必要なのは「アート的発想」だと、白石幸生氏は言います。

「アートには、同じものはひとつとしてなく、革新性、独創性が求められます。人のまねは絶対にせず、オリジナリティをどこまで出せるか、そして常に新しいものを追求していく姿勢が、アートではなによりも重要です。これは経営においても同じことが言えます」

この言葉どおり白石氏は、「アート的発想」で、ブライダルジュエリーの「銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」、エステティックサロンの「ラ・パルレ」、日本のアートの発信基地である「NEW ART LAB」、ゴルフ用品製造販売の「CRAZY」など、多角的に事業を展開し、業績を伸ばしています。

本書では、「アート(美)」をキーワードにしたユニークな事業活動を行うNEW ARTグループの経営スタイルや戦略などを紹介するとともに、グループを率いる白石幸生氏の経営理念および人生哲学にも迫ります。

ビジネス書の企業・業界研究ジャンルのものがお好きな方はもちろん、「アート的」なビジネス発想に関心がある方、オリジナリティのある事業の展開や開発のしかたに興味がある方などにも、お楽しみいただければと思います。


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白石幸生のアートビジネスの世界
~画廊経営から誕生した NEW ART HOLDINGS~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/ryutsu#h.p_ID_38

第1章 コロナ禍と日本の結婚事情
第2章 ブライダルジュエリー業界のトップランナー
第3章 アートを基軸とした事業展開で躍進するNEW ARTグループ
第4章 夢中になれる人を応援する環境づくり
第5章 ナンバーワン経営をめざす白石幸生の発想の原点
第6章 「アート王国・日本」をめざし、さらなる飛躍へ

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2021/02/16

『学校法人電子学園の新たなる挑戦』がノンフィクションジャンルで5位!

1月新刊の『学校法人電子学園の新たなる挑戦』が、丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラーランキング(2021/1/28~2/3)で、ノンフィクションジャンルの5位に入りました! ありがとうございます。



上の写真は、丸善さんのTwitterに掲載されているものです。上段右端にある、白いカバーに青い帯がかかっているのが当社の本です。

1951年に創立した学校法人電子学園は、産業界のニーズにいち早く対応し時代を先取りした職業教育を展開する専門学校「日本電子専門学校」を運営し、専門技術を身につけた実践的な職業人材を工業系分野に数多く輩出してきました。

そして2020年4月には「情報経営イノベーション専門職大学(iU)」を新たに開学。ICTを中心とする先端テクノロジーを活用することで旧来型の事業やビジネスを変革し、新しい価値を生み出すことでイノベーションを起こす、高度な専門職人材を育成すべく、新たな挑戦を始めました。

「社会が求める人材」の育成を目的に常に挑戦を続ける電子学園。本書では、電子学園のこれまでの歩みや、職業教育にかける意欲および教育理念などを紹介するとともに、その取り組みから、なぜ、いま職業教育が注目されているのか、これからの日本を担う人材を育成するためには、どのような職業教育が求められているのかを考察します。

時代が求める職業教育に関心がある方などにおすすめです。


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学校法人電子学園の新たなる挑戦
~実践的な職業教育体系で専門職人材を育成~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/education#h.p_ID_38

第1章 次世代の職業人材を育成する専門職大学が始動
第2章 産業の未来を切り拓くイノベーション人材を育成
第3章 起業にチャレンジする「イノベーションプロジェクト」
第4章 「挑戦する教育」で時代を先取りする電子学園
第5章 電子学園が描く職業教育の未来図

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。



2020/07/31

女子教育に対する地域の思いによって生まれた学校

群馬県前橋市にある、共愛学園という学校法人をご存じでしょうか。

情報サイト「ねとらぼ」に掲載された「群馬の制服に見られた“袴章”って? 着物に袴、女学生の制服にしるされた模様の歴史」という記事でとりあげられた『ぐんまの袴章 有機制服04』という同人誌のなかで、「群馬で最も長い歴史を誇る(元)女子校」として紹介されている学校です。


群馬の制服に見られた“袴章”って? 
着物に袴、女学生の制服にしるされた模様の歴史

(ねとらぼ 2020年07月26日 12時00分 公開)
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2007/26/news016.html


いまでは幼稚園、小学校、中学校、高校、大学のすべてがある総合学園になっている共愛学園の前身は、1888年に設立された前橋英和女学校という女子校です。

その後、前橋英和女学校は、翌1889年に上毛共愛女学校、1905年に共愛女学校と改称し、1925年には当時の文部省から、共愛女学校の卒業生は高等女学校卒業生と同等以上の実力を有するという認定を受け、1945年に高等女学科を設置しています(共愛学園高等学校ウェブサイトより)

「ねとらぼ」の記事にある、制服がかわいい袴姿だったのは、おそらく共愛女学校という名称だったころのことだと思います。


その袴の裾につけられた「とも桜くずし」という袴章については、残念ながら画像をみつけることができませんでしたが、そのベースとなった共愛学園の徽章「ともさくら」を紹介しましょう。


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桜の花びらをモチーフにした、上品で可憐な感じのする徽章ですね。
落ち着いた色合いもすてきです。ちなみにこの色合いは、ディスプレイ上では見え方が異なるかもしれませんが、「DIC273」もしくは「C=40, M=100, Y=50」という指定になっています(出版社だから知っている豆知識)


ところで、この徽章の真ん中には、十字架が置かれていることにお気づきですか。
この十字架は、徽章がつくられた当初はなかったのですが、昭和の初めごろに加えられたのだそうです。

というのも共愛学園の前身である前橋英和女学校は、「これからの時代には女子教育がなんとしても必要だ」と考える前橋市民と、地域のキリスト教会および信者たちによって設立・運営された、キリスト教主義の学校だからです。

「共愛」という学園名も、新約聖書に出てくる「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい」(ヨハネによる福音書15章12節)がもとになっているようです。


女性に対する教育が日本でまだ軽視されていた時代に、キリスト教主義にもとづく人権思想や自由民権思想、男女平等についての先進的な考えをもっていた地域の人々の「女性にも教育を!」という強い想いで設立された共愛学園。

いまは共学となり、幼稚園から大学までのすべてを揃えた総合学園に成長しただけでなく、その大学は地方にある小規模私立大学のなかでも高い人気と強い魅力で注目をされる存在となっています。

そんな共愛学園に興味・関心をもたれた方におすすめしたいのが、この本。


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新たなる大学像を求めて
~共愛学園前橋国際大学はなぜ注目されるのか~

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-461-7
(前書きと目次が ここ で読めます)


ぜひ、お読みになってみてください。



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2020/07/30

『林先生の初耳学!』連動CMで話題になった「ミラブル」の会社

『林先生の初耳学!』(MBS/TBS系)というテレビ番組をご存じでしょうか。
著名人や一般の人などから募集した、世間ではあまり知られていない情報や話題についての問題を、人気予備校講師の林修さんに出題し、林修さんがその情報や話題のことを知っているかを回答してもらうという番組です。
Wikipediaによりますと、「教養バラエティ番組」というジャンルになるらしいです。


林先生の初耳学! | MBS
https://www.mbs.jp/mimi/


さまざまな情報番組やバラエティ番組でも活躍する林修さんは、ジャンルを問わず、いろいろなことを本当によくご存じで、テレビで見ていて、いつも感心してしまいます。


ところで、その『林先生の初耳学!』で放送された、「ミラブル」という製品シリーズの番組連動CMは、ご覧になりましたか?


モデルさんの頬に油性マジックで書かれた太い黒線が、シャワーのお湯をかけてから手でこするだけできれいに消えてしまう「ミラブルプラス」。


グラスにこびりついた「2日前のトマトジュースの汚れ」が、キッチンの蛇口についたシャワーから出てくる水でゆすぐだけできれいに落ちてしまう「ミラブルキッチン」。


「ファインバブル技術」を使ったこれらの製品のことを林修さんは知っているかを出題するという、番組の構成に合わせた連動CMを初めて見たときは、最初はCMだと気づきませんでした。それくらい、よくできたCMでした。
そのためか、このCMが放送されると、ウェブ上などでも「ミラブル」製品のことがけっこう話題になったようです。

この「ミラブル」シリーズをつくっているのは、株式会社サイエンスという会社です。


株式会社サイエンス
https://i-feel-science.com/


株式会社サイエンスは「水」に関わる住宅用製品のエキスパートで、特に「ファインバブル技術」を活用した一般向け製品の開発では日本のトップを走る企業です。

極めて小さな「泡」を発生させ、その「泡」がもつ力でさまざまなものを洗浄するという「ファインバブル技術」は、実は日本で生まれた最先端技術です。
そしてサイエンスの「ミラブル」シリーズは、その技術をどこまでも追究し他製品です。
直径が1マイクロメートルよりも小さい「ウルトラファインバブル」と呼ばれる極小の泡を発生させることで、「水と空気」の力で皮膚や食器などについた汚れを落とします。極めて小さな泡が、皮膚や食器などと汚れとの隙間に入りこみ、汚れを引き剥がすのです。
しかも「ウルトラファインバブル」は油分との相性も良く、油に吸着して持ち上げます。そのため、油性の汚れや油汚れを落とすことにも役立つそうです。


まさに「夢の技術」とも言えそうな「ファインバブル技術」を活用した製品を次々と開発する株式会社サイエンスが、なぜ「水」や「ファインバブル」に着目したのか。

『林先生の初耳学!』連動CMで話題になった「ミラブル」シリーズはいかにして生まれたのか。

そもそも「ファインバブル」とはなんなのか。

そうしたことに興味・関心をもたれた方におすすめしたいのが、この本。


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ファインバブルが地球の未来を救う
~サイエンスのSDGs宣言~

著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-463-1
(前書きと目次が ここ で読めます)


ぜひ、お読みになってみてください。



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2020/07/08

『創造と革新』 前書きと目次

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創造と革新
~技術力と品質で医薬品の未来に挑む~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-359-7
初版発行:2012年2月8日 初版発行




はじめに

日本はいま、国家として、国民の認識をはるかに超える深刻な事態に瀕している。

現在、国家予算は約九〇兆円。それに対し、税収は約四〇兆円、不足分は国債を発行しつづけ、これまでなんとかしのいできた。しかし、国債はいわば借用証書、つまり借金だ。

その借金は平成二十三(二〇一一)年六月末で九二四兆四三六一億円に達し、地方自治体の借金などを合わせると総額一〇四五兆円に上る。一方、個人の金融資産から負債を除いた個人金融純資産は一一一〇兆円。近く、借金の総額がはじめて蓄えを上回ることは避けられない情勢だ。

なかでも、財政を圧迫している要因の一つが医療費だ。日本の国民医療費は、平成二十二年度推計で三六兆六〇〇〇億円。国民医療費は、患者の窓口負担、保険料負担、事業主負担のほかにも国庫負担と地方自治体負担により支えられ、およそ三分の一にあたる一二兆円が税金でまかなわれている。加えて、介護保険財源の赤字、制度の存続さえ危ぶまれる年金財政。日本人の暮らしや健康を支えてきた社会保障制度はいまや破綻寸前であるという認識を持たねばならない。とりわけ、医療費の削減は、国民全員で取り組まなければならない喫緊の課題といえる。

WHO(世界保健機関)によると、日本の医療制度は世界一と評価されるほど素晴らしいもので、まさに日本の健康保険制度は世界に誇るべき制度といえる。

だが、国の経済力が衰えてきたいま、いつまでも理想モデルを追いかけているわけにはいかなくなっている。とはいえ、国民の安心・安全を支える健康保険制度の崩壊は避けたい。そのためには、いまこそ、行政・医療者・患者が三位一体となって、医療費のスリム化に全力で取り組んでいかなければならない。患者とは国民一人ひとりである。

医療費のスリム化促進にはいくつかの方策が考えられるが、もっとも効果が期待できる施策の一つがジェネリック医薬品への変換を加速することだ。

欧米諸国では、いまやクスリといえばジェネリック医薬品があたり前といえるほど普及しているのに対して、日本のジェネリック医薬品使用率はようやく二三%に届いたところだ。ジェネリック医薬品の使用に対する意識には欧米とまだ相当の開きがある。これを欧米並みに引き上げることができれば、医療費の削減は格段に進むはずだ。

現在、日本人の一年間のクスリ代は約八兆円といわれ、このうち、ジェネリック医薬品に変換可能なものをすべてジェネリック医薬品に切り替え、生活習慣病薬を健康保険から除外するなどの方策を講じると、クスリ代は、およそ六兆円程度にまで圧縮できると見込まれており、ざっと二兆円を削減できることになる。

日本のジェネリック医薬品普及の足を引っ張っているのは、一にも二にも、意識の問題だ。クスリを処方する医師の意識、ジェネリック医薬品に積極的な関心を持とうとしない国民の意識、加えて、ジェネリック医薬品普及をはかるべき厚生労働省など行政側の意識、施策、いずれもなまぬるいのだ。それらを一つひとつ検証し、壁になっているものを取り払い、ジェネリック医薬品を積極的に選ぶ医師、患者を拡大していかなくてはならない。

改めて私がそうした思いに強くかられたきっかけは、日新製薬株式会社(本社:山形県天童市、代表取締役:大石俊樹氏)との出会いであった。

以前からジェネリック医薬品に関心を持ち、これまで関連の著作も数冊まとめ、率先してジェネリック医薬品への理解と普及促進を働きかけてきた私だが、日新製薬はその私のイメージをさらに大きく塗り替える企業だった。

これまで私は、ジェネリック医薬品は、先発医薬品の代替薬であるという認識を大きく踏み出ることはなかった。だが、日新製薬の代表取締役・大石俊樹氏はこういうのだ。

「約七〇億人の人類のうち、新薬の処方を受けられるのは先進国を中心とした一三億人程度で、残る五七億人を救うのはジェネリック医薬品なのです」

大石氏は、ジェネリック医薬品は日本の医療費削減の切り札であるだけでなく、二十一世紀の人類の幸福を左右する非常に大きな存在だととらえている。つまり、ジェネリック医薬品の普及は、人口増加が続く地球上の全人類に医療の恩恵を広めることにもつながると考える。

ジェネリック医薬品メーカーのなかには、新薬メーカーに負けることない研究&開発力を持ち、従来の薬剤に新たな機能を付加した、付加価値の高いジェネリック医薬品を製造しているところも少なくない。さらには、製品の品質を保つ技術、包装・供給体制などで新薬メーカー以上の進化を遂げているメーカーも出てきている。

日新製薬はその先頭を行く企業の一つで、たとえば、ポリエチレンボトル入り注射薬の滅菌過程において、世界最先端の技術「パルス光滅菌」を導入するなど、意気軒昂なところを見せている。

大石氏は、「包装、供給体制もまた品質の一つ」と考え、その信念のもと、業界屈指のハイレベルな製造環境の整備や生産技術を実現し、いまでは五〇社以上の製薬メーカーから医薬品製造を委託されるほどである。この実績は、日新製薬の製剤技術がいかに信頼され、評価されているかを物語っている。

医薬品製造のアウトソーシング、そして、その受け皿になる製造受託メーカーの存在はいまや日本の医薬品産業を支える大きな柱の一つになっているが、日新製薬はこの分野では間違いなくトップランナーだ。いまでは、開発段階から大手メーカーとタッグを組んで共同開発している品目も増えてきており、製造受託事業は総売り上げの半分近くに迫る勢いだという。

日新製薬は、先代社長・大石季氏が昭和二十四(一九四九)年に創業した日新薬品株式会社を母体とし、昭和三十二年、同社の製造部門を独立させるかたちで設立された。その後、山形県天童市に本社と工場を移転。現在では、埼玉県川越市にも工場を擁し、医薬品・医薬部外品・健康食品などの製造・販売を行っている。

疲弊しているのは何も国の財政ばかりではない。地域経済の疲弊もまた、日本を悩ませる大きな課題となっている。そうしたなかにあって、日新製薬は山形県にしっかりと根を下ろし、雇用や経済効果など地域経済への貢献にも積極的である。

現在では、東北地方に本社を構える企業のなかではもっとも就職人気が高い企業として知られ、就職支援サイトでのアクセス数は、東北電力を抜いて東北ナンバーワンを誇っている。しかも、その狭き門を通った精鋭に業界平均の二倍近い時間をかけて徹底的な教育を行っているというから、「日新製薬マン」の評価がズバ抜けて高いのも納得がいく。

年間売上高は平成二十二年度実績で一二一億三四〇〇万円。平成二十三年一月には、全国の中小企業のなかでも経済的・社会的にすぐれた成果をあげた企業に贈られる「グッドカンパニー大賞」のグランプリを受賞。十一月には、県内産業の発展に貢献した個人・団体を顕彰する「山形県産業賞」を受賞するなど、ここにきて、日新製薬に対する内外からの評価は高まる一方だ。

それはひとえに、大石氏の卓越した経営手腕と、透徹した人生哲学の賜物といってよい。

本書では、日本の財政の危機的状況、特に健康保険制度の状況と課題を踏まえながら、ジェネリック医薬品への認識を高めるための諸情報、ジェネリック医薬品のクオリティアップに貢献著しい日新製薬の取り組み、さらには同社を率いる大石俊樹氏の経営理念と人生哲学をあますところなくお伝えしたいと思っている。

現状のままでは、行く手に待っているのは日本の経済破綻、そして再び、貧困の底にあえぐ国に落ちていくという悲しい将来だ。

その将来図を塗り替え、この先も日本が、世界トップクラスの、安心・安全に暮らせる国でありつづけることができるかどうか。そのカギを握っているのは、自分自身であることを、国民一人ひとりが強く自覚してほしい。

なかでも、安心・安全に暮らせる国であることを象徴する健康保険制度を守りつづけていくためにも、ジェネリック医薬品の普及促進をはかることは、火急のこととして進めていかなければならない課題であることを強く認識しなければなるまい。

そのためにも、決して大げさではなく、日本を愛する人すべてに本書を一読していただけたらと、切に願っている。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。


平成二十三年十二月  鶴蒔靖夫




はじめに


序章 受賞ラッシュの製薬メーカー

受賞の朝
独創的モノづくりが評価される
二〇〇〇年代中ごろから急成長
「あっては困る会社」から「なくては困る会社」へ


第1章 光を放つジェネリック医薬品メーカー・日新製薬

東北のモノづくり精神を受け継いで
先発医薬品とジェネリック医薬品(後発医薬品)
金額シェアでは医薬品市場の一〇%に届かないジェネリック医薬品
錠剤の一粒、注射薬の一本にも社員の思いが込められている
競合より二〇円も高いアムロジピン
世界ではじめて、医薬品製造工程にパルス光滅菌を採用
パルス光滅菌との出合い
パルス光滅菌の効果も独自に検証
業界屈指のポリエチレンボトル製剤メーカーに
革新的なポリエチレンボトル
高水準の製造環境と生産設備
使命は高品質の追求
慶應義塾大学と共同研究
MRには他メーカーの二倍近い研修を義務づける
医薬品メーカーとしての社会的責任をきっちり果たす


第2章 危機に瀕する日本の健康福祉

未曾有の国難を迎えた日本
「出るを制する」覚悟はあるか
急速に進む少子超高齢化
予想されうる日本人の暮らしの将来像
日本の健康保険制度の歩み
五つに分けられる日本の健康保険
日本の健康保険制度の特徴
世界一と定評がある日本の健康保険制度
ありがたい健康保険制度
健康保険制度を持続可能に
日本でも浮上している健康格差
求められるセルフメディケーション
医療費削減の決め手はジェネリック医薬品
急務とされる医療機関の経営安定


第3章 ジェネリック医薬品が日本を救う

製薬のはじめはジェネリック医薬品からだった
こんなにあるジェネリック医薬品のメリット
ジェネリック医薬品の開発と品質管理
ジェネリック医薬品に対する見当違いの誤解
製造から販売までの安全性も厳しく管理
ジェネリック医薬品は古い! も間違い
次々とジェネリック医薬品市場に入ってくる有力な医薬品
先発医薬品プラスアルファのジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品はどのくらい安いか
国もジェネリックファーマの育成に注力


第4章 ジェネリック医薬品の普及拡大のために

ジェネリック医薬品の日本の現状
ジェネリック医薬品を使いやすくする対応とは
国のジェネリック医薬品促進支援策・アクションプログラム
医薬分業とジェネリック医薬品
すべての処方でジェネリック医薬品を優先にする
ジェネリック医薬品お願いカードの普及
長期収載品・エスタブリッシュ医薬品問題が浮上
ジェネリック医薬品メーカーには逆風も


第5章 日新製薬が「なくては困る会社」になるまで

商社マンから地方企業の経営者へ転身
社員が草むしりしている会社
競争力を失い、赤字体質に
常に新しい可能性を探る
やるからには正しいことをしよう
明るく輝く社員の表情
日新製薬の夢に融資してほしい!
次代を担う人材の入社
日新製薬のオリジナル開発元年
開発主導の社内体制
外資や超大手レベルの詳細・厳正なデータの集積
先の利の実践
「先の利」戦略でパワーアップ
先発医薬品と同じではなく、先発医薬品よりもよいものを
大手先発医薬品メーカーが感嘆する製剤技術
ジェネリック医薬品最大手も一目置く日新製薬
受託製造という新しい可能性
ジェネリック医薬品だからこそ、より厳しく
積極的な設備投資で急伸
太くなる委受託製造


終章 東北発世界へ――飛躍しつづける日新製薬

一兆円規模になるジェネリック医薬品市場
選ぶのは自立し自力で進む道
一三〇億円を投じて、新工場を設立
粒がそろいはじめたヒト
誇りを持って仕事ができる企業に
最後の決戦がはじまる
「なくては困る会社」へ


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2020/06/26

『独創モータで世界を動かせ』 前書きと目次

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独創モータで世界を動かせ
~不可能を可能にする「シコー」の未来戦略~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-360-3
初版発行:2012年2月20日 初版発行




はじめに

電車のなかで、突然ビクッとしたかと思うと、おもむろにポケットから携帯電話を取り出し、電話やメールの着信を確認する。そんな光景もめずらしくはなくなった。これは、音の代わりに振動で着信を知らせる振動モータの働きによるもので、いまではあたり前の機能となっているが、登場した当初は画期的なものだった。

今日、携帯電話の機能は急速に進化している。電話やメールはいうまでもなく、カメラやテレビはもはや標準機能で、時には音楽やゲームを楽しんだり、クレジットカード代わりの決済機能を備えているものまである。さらに近年は、携帯情報端末(PDA)の機能を併せ持つ、スマートフォンが主流になりつつある。

一方、パソコンも急速に高性能化と小型化が進んだ。かつてはあたり前であったCPU(中央演算処理装置)を冷却するファンモータの音も、いまではほとんど気にならないレベルまで静かになった。

アメリカ・インテル社の創業者の一人であるゴードン・ムーア氏が、自身の経験則から論じた「半導体の集積密度は、十八カ月で倍増する」という「ムーアの法則」そのままに、携帯電話やパソコンの高機能化は、日進月歩どころか秒進分歩で進んだ。しかし、携帯電話やパソコンは、集積回路のみではなく、それに付随する数多くのパーツで成り立っている。つまり、半導体の高機能化がどれほど進もうとも、それらのパーツの小型化が実現できなければ、携帯電話やパソコンの軽量化、小型化は実現できないのである。

逆にいえば、ファンモータや振動モータを小型化する技術力があったからこそ、いまのようにパソコンや携帯電話は小さく、薄くすることができたということだ。

いまでは、携帯電話にあたり前についているオートフォーカスカメラ。これも同様である。小さく薄い部品があってはじめて、持ち運びに便利な小型化が進んだのである。

そして、これら世界各国のメーカーで採用されている超小型の振動モータやファンモータ、オートフォーカスモータを開発したのが、本書で紹介するシコー株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長:白木学氏)である。この会社の製品があったから、いまのパソコンや携帯電話が存在するといっても過言ではないのだ。

シコーの製品は超小型モータである。その用途は、パソコンのファンモータから携帯電話用の振動モータ、小型カメラのオートフォーカスモータ、最近では小型風力発電用モータや電気自動車(EV)用のモータなど多岐にわたる。いずれも、これまでにはない技術を駆使して、小型化・軽量化を実現するための創意工夫が凝らされているのが特徴だ。

同社の最初のヒット製品となったモータは、回転鉄芯のないコアレスコイルを使ったモータで、ソニーのウォークマンに搭載された。通常では、鉄芯のないコイルなど考えられないが、シコーはマグネット磁極を二極から常識破りの四極にしてコアレスを可能にし、鉄芯をなくしたことでモータの超小型化を実現した。

次に、超小型モータを使ってパソコンのCPUを冷却するファンモータを従来の三分の一の薄さにすることに成功した。だが、無名であるがゆえに、国内メーカーには見向きもされなかった。ところが、平成二(一九九〇)年にアメリカ・アップル社、平成六年にはアメリカ・インテル社がシコーのファンモータを採用し、そこからシコーの躍進がはじまったのである。

また、現在ではほぼすべての携帯電話に搭載されている振動モータも、シコーが開発した直径四ミリのリニアモータに着目したのは、アメリカ・モトローラー社であった。以降、世界に名だたる巨大企業が、シコーの製品を名指しで採用している。つまり、一連のシコー製品がなければ、いまのモバイル文化は生まれなかったのである。

ここまで述べれば、シコーがとんでもない技術力を持った会社だというのが理解できるはずだ。

詳しくは本文で紹介するが、シコーの代表取締役社長・白木学氏は、発明家であり、エンジニアだ。本社は、神奈川県大和市下鶴間の工業団地、テクノプラザ大和内にある。

中国・上海に工場を持ち、日本の本社には研究・開発部門のみを置いている。従業員数六八人、売上高(連結ベース)一二〇億円(平成二十三年十二月予定)と飛び抜けて大きな会社ではない。

「町工場」というのはいいすぎだが、規模だけで見れば、まぎれもなく中小企業。だが、シコーは知る人ぞ知る、業界では、“小さな巨人”として世界的なブランドとして広く認知されている。

規模の大小を問わず、中小製造業や町工場であっても独自の技術を深化させれば、世界の競合会社と互角に戦う力を持つことができるのである。

町工場の力なくして日本の大手メーカーは成り立たない――これはよく知られている構図だ。かつてのような右肩上がりの成長を遂げている時代には、この仕組みはうまく機能した。しかし、現在のような先行きの見えない不況下では、そのしわ寄せは真っ先に資金力を持たない町工場へ寄せられる。異常な円高水準に張りついたままの為替レート、途上国の台頭による価格競争の激化など、日本の「モノづくり」を取り巻く環境は、依然として厳しく、これまでどおりのやり方で生き残ることはむずかしい状況にある。他社にはまねのできない、独自の技術を持つシコーであっても、市場を国内に置くかぎり例外ではない。だからこそ、同社は早い段階から、日本の市場よりも世界をマーケットとするビジネスに邁進してきたのである。このあたりの白木の先見性にも注目する必要があるだろう。

「誰もやらない。だからやる」をモットーに、独自技術を深く掘り下げることで、創立以来、今日まで幾多の困難を乗り越えながら業績を伸ばしてきたシコーの足跡は、「製造立国・日本」を支える数多の中小製造業や町工場が進むべき道を示すものとなるはずだ。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。


平成二十三年十二月  鶴蒔靖夫




はじめに


第1章 「モノづくり日本」の復活に向けて

独創性と企画の相関関係――「誰もやらない。だからやる」の明快さ
白木の「自分流」モノづくり発想とは
技術力が世相を変えた好個の事例
世界が同時進行するコンピュータ万能時代の光と影
新興国の躍進と停滞する日本経済
統計数値が示す国内製造業の低迷
厳しい経営環境にある中小製造業
発想の転換と行動する狭間で


第2章 独創的な超小型モータで世界に挑む

世界で評価される独創的な製品
世界規模で様変わりするライフスタイル
ビッグネームからのプロポーズ
認められた超小型ファンモータ
超ドラマはこうしてはじまった
まねからはじまった戦後の製造業
「正しい」グローバルスタンダード
実を取る海外、名前に頼る日本
あたり前に振動しているが……


第3章 常識破りが生む「世界で唯一」の製品

最高の技術が世界の市場から取り残された理由
過保護は競争力を生み出さない
「世界で唯一」という製品のオンパレード
SF映画の世界が現実化した驚異
人間の動きをモータで実現する
モノをつくる工夫の真髄とは
「物質の小型化は哲学」という思想
世界一に反応する負けじ魂
モノづくりの原点は本気と情熱


第4章 「誰もやらない。だからやる」の発想法

地球に国境はないという思考法
モノづくりの発想を支える観察眼
兼業アルバイトで入学金づくり
今日の基礎をセコー技研で学ぶ
カネに目がくらむと志が曇るのだ
命題「会社は誰のものか?」
財布の中身に関する考察
将来を展望した構想と戦略化
人にはじまり人に終わる
国情の違いで苦労する社員教育


第5章 世界で起きているパラダイムシフト

深耕される国際社会の意味
変化に対応すべき人材の育成法
出船・入船により活況を呈す港
密なコミュニケーションをはかる
状況変化に照応する柔軟な対策
日本語の本が世界で売れるのか!?
世界でいま何が起きているのか
日本の技術力で世界を変える!!
新世紀と世界で起きているパラダイムシフト


第6章 地球人・白木学が描くシコーの未来

自然エネルギーへの転換をめざす
エネルギー収支比に関する考察
微風が吹けば曇天でも発電可能
一家に一台、風力発電+太陽光を
この先、中小水力発電が狙い目
無限に再生する自然エネルギー
都会でもできる再生エネルギー
ホイールインモータとは何か?
超小型モータは新時代の心臓


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2020/05/25

『ファインバブルが地球の未来を救う』(前書きと目次)

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ファインバブルが地球の未来を救う
~サイエンスのSDGs宣言~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-463-1
初版発行:2020年5月24日 初版発行




はじめに

本書の主人公である株式会社サイエンス創業者の青山恭明氏に、私が初めて出会ったのは、いまから約30年前の、青山氏がまだ20代のころだった。当時の青山氏は、人なみはずれた勢いと明るさで周囲を巻き込む若者で、これから世の中に打って出ようとする熱気には、一種のオーラのようなものが感じられた。

以後、青山氏と私は、途中に多少のブランクはあっても、なにか大きな節目を迎える際には再会を重ねてきた。

その青山氏が先日、還暦を迎えたと聞き、私は思わず感慨を覚えた。

仕事柄、私はこれまでに数多くの経営者と出会い、交流を重ねてきた。そのなかには、厳しい競争のなかで打ち負かされ、表舞台から去っていった人も少なくはない。まさに悲喜こもごもの経営者人生を目の当たりにしてきたわけだ。

そうしたなかで、まだ青年だった時代に出会い、その将来を楽しみに感じていた青山氏が、大きな挫折を乗り越えて、さらにその先の世界へと向かっていこうとする姿を見られることが、私にはたいへん心強く感じられ、また、非常にうれしくもある。

サイエンスは、われわれの暮らしに欠かせない「水」に特化したビジネスを展開している企業だ。そのビジネスの最大の特徴は、微細気泡を発生させるファインバブル技術を導入していることにある。

ファインバブル技術を使った商品と言われても、すぐにはピンとこないかもしれない。しかし、太い油性ペンで女性の頬に塗られた黒インクがシャワーの水を当てると落ちていくテレビCMと言えば、「ああ」と思い当たる人も少なくないだろう。このCMで使われているシャワーヘッドが、サイエンスの「ウルトラファインミスト ミラブルplus」なのだ。

「ウルトラファインミスト ミラブルplus」(以下、「ミラブルplus」と略す)は、泡の直径が1マイクロメートル未満の超微細な気泡であるウルトラファインバブルをミスト状の水流に含むことで強い洗浄力と高い水分浸透性を発揮する、話題のシャワーヘッドだ。泡の力で隅々まで汚れを落とすという革命的な製品で、テレビのワイドショーや情報番組などでも紹介され、爆発的なヒット商品となった。

また、湯船でお湯に浸かるだけで汚れが落ちる「マイクロバブルトルネード」も、2009年に発売を開始して以来、好調な売れゆきだ。これは、ファインバブル技術を利用した初めての民生品(一般家庭用製品)として一般社団法人ファインバブル産業会の「ファインバブル製品認証登録制度」第1号に選定された製品である。ファインバブル発生装置を既存の戸建やマンションのバスタブにも設置可能なほど小型化した、それまで誰も考えつかなかったこの製品は、いまでは家庭だけにとどまらず、介護施設や有名ホテルなどでも導入するところが増えている。

サイエンスが創業したのは2007年8月のことだ。創業時のメンバーは、創業者の青山氏と、現・サイエンス代表取締役社長の水上康洋氏、それに現・株式会社ライフデザインホーム代表取締役社長の根郷陽一氏の、わずか3人だけだった。

資金も取引先もなにもないなかで旗揚げしたサイエンスの、当時の取り扱い商品は、家中の水をまるごと浄活水化させる「サイエンス・ウォーターシステム」(セントラル型浄活水装置)のみだった。しかし、創業当初からファインバブル技術に着目していた青山氏は、さまざまな難関を乗り越えて、2009年に「マイクロバブルトルネード」を完成させ、それまでは産業用が中心だったファインバブル技術を民生品として活用する市場の開拓を、いっきに推し進めた。

そうした青山氏の活躍に大きな可能性を感じた私は、青山氏とサイエンスの事業を綿密に取材し、2016年に『小さな泡が世界の生活を変える』(IN通信社)という著書を上梓したところ、多くの反響を得ることができた。

しかしそれは、サイエンスにとってはただの序章にすぎなかった。その本のなかでさわりだけ紹介した、家庭のシャワーヘッドに取り付けるウルトラファインバブル発生装置「ナノシャワー」がさらなる進化を遂げ、ファインバブルを含んだ水流をワンタッチでストレートとミストに切り替えて使える画期的なシャワーヘッドに生まれ変わり、「ミラブル」として2018年に売り出されると、いっきにブレイクした。この「ミラブル」のヒットによりサイエンスは、会社の知名度はもちろん、規模も人材も考え方も、すべてが新たな段階へと踏み出すことになったのである。

無限の潜在能力を有するとも言われるファインバブル技術は、農業、水産業、医療、工業など、幅広い応用分野に活用され、世界の産業界に大きなイノベーションを与えようとしている。実は、その技術の開発および進化の最前線を走っているのは日本だ。いまは、日本発のファインバブル技術を世界の標準規格とするために、官民あげて推進している最中だ。

そうしたなかでサイエンスは、民間企業ならではのフットワークの軽さで分野と分野の垣根を軽々と飛び越え、「ファインバブルアプリケーション開発メーカー」として、ボーダーレスな事業展開へと積極的に向かっている。その自在な動きとサイエンスならではのスピード感で、これからの人々の暮らしを大きく変えていくだろう。

さらにサイエンスは、より快適な暮らしを実現させる「新習慣」を提案し、それによって環境改善に貢献していくというミッションを掲げ、その実現に向けて邁進している。2019年10月には、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の達成に協力する企業として「SDGs宣言」を発表し、環境保全への貢献を会社の指針にすることを内外に打ち出した。ファインバブル技術は、安全な水の確保や、健康と福祉の促進、海洋資源の保護、さらには住みよい街づくりなど、広範な領域に貢献するだろう。

「私はファインバブルに魅せられた男です。ファインバブルで地球の未来を救いたいのです」

と語る青山氏は、孫の顔を見るたびに「負の遺産を残してはいけない」と強く思うという。

私と初めて出会ってからの約30年のあいだに、青山氏はいくつもの試練を乗り越えなければならなかった。仕事での大きな挫折もあったし、父親としての悩みも経験した。だが、困難があるたびに甦り、生きる力を取り戻していく青山氏の歩みには、心を打つものがある。

かつて勢いだけで他を圧倒していた若者は、幾多の試練を乗り越えて、いまは人の痛みを知り、精神的に深く円熟した大人へと成長した。自社で働く社員はもちろんのこと、その社員の家族もまた、みな「自分の家族」と思い、とことんつきあっていこうという青山氏の姿勢は、この時代だからこそ多くの人々に勇気と励ましを与えるのではないか。

本書は、未来に向けたサイエンスの事業活動およびファインバブル技術のさらなる可能性に焦点を当てるとともに、青山恭明氏の人生哲学や経営理念を詳述したものである。ここからは、ファインバブルに関する基礎知識を得たい、人を育てる極意を知りたい、経営者の胸の内を窺いたいなど、読者がもつさまざまな興味や関心に対するヒントを読み取ることができるだろう。

そうしたなかでも、最も心に迫ってくるのは青山氏の「熱い思い」であると思う。その「熱い思い」が読者にとって、生きるうえでのなんらかの指針となれば、著者としては望外の喜びである。

なお、本文中の一部の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。


2020年4月  鶴蒔靖夫




はじめに


第1章 SDGs達成を担う「小さな泡」

SDGsは未来社会への世界共通の羅針盤
地球環境を救う使命をもったSDGs
サイエンスが打ち出した本気の「SDGs宣言」
自分の孫が50年後も安心して暮らせる社会をつくるため
日本政府のこれまでの取り組みと現状
幅広い分野でSDGsに貢献するファインバブル技術
サイエンスの商品を通して環境に貢献を


第2章 「新習慣」をつくる夢のシャワーヘッドと入浴革命を起こしたバス

微小な泡が生み出す夢の効果が大評判に
優れた使い心地と効能を実現した「ミラブルplus」
臨床研究を90日間実施し、アトピーへの効果を確認
人類初のファインバブルは日本から
マイクロバブルの民生用領域を開拓
ファインバブル技術で入浴革命を実現
三女の「塩素系アトピー」をきっかけに
家中の水すべてをクリーンにする「ウォーターシステム」
日本初の一般向けファインバブル製品「マイクロバブルトルネード」
さらに広がる「マイクロバブルトルネード」の導入先
クリーニング機能を搭載した「ミラバス」
見守り機能のついた「ミラバス・ガーディアン」
待望のキッチン用水栓「ミラブルキッチン」
ECサイトでの販売を禁止した理由
たむらけんじがサイエンスの正規代理店に
自らの会社を譲り、新たにサイエンスの代理店を創業した男


第3章 ファインバブルの可能性と未来

FBIA認証はサイエンスのもつ技術力の高さの証
ファインバブルのもつ効果とメカニズムの解明が進む
ファインバブル規格の国際標準化に向けて
マイクロバブルとウルトラファインバブルの違いとは
ファインバブル実用化の広がり
住宅用ファインバブルシステムをハウスメーカーと共同開発
ファインバブルアプリケーションの開発メーカーとして
ファインバブル技術は地方の中小企業からグローバル展開へ


第4章 感動と喜びを与え続ける

なるべくしてなったサイエンスの急成長
どんな会社も理念からはずれると潰れてしまう
100年計画を覚悟した壮大な理念
サイエンス式採用で理念を実践
人材育成は命がけの仕事
サイエンスで人間的成長を
「素直人」が集まる濃い関係
積極志向の「赤ボタン」を押しながら、上司について東京へ
感動が渦巻く「望年会」
建前だらけの「働き方改革」とは逆を行く
「スピード」こそがサイエンスの強み
経営者とは「決断」をする人間


第5章 感謝の出会いがあってこそ ― 青山恭明の直球人生

人に喜んでもらうことばかりを考えていた僧侶の父親
運命の出会いは高校生のとき
2年間で200万円つくる約束を果たして結婚へ
アメリカ留学で受けたカルチャーショックで「水」に注目
次女を襲った急性白血病に自分の弱さを思い知らされる
震災被災者の言葉で自分が果たすべき役割に気づく
毎晩、寝る前に仏壇に手を合わせ
経営者にとっての伴侶
苦闘のなかで手を差し伸べてくれた最大の恩人
8月7日は「恩人の日」
サイエンスのCMは「実証広告」
生きる力をユーザーに与える
1年がかりのサプライズ、号泣の還暦パーティ


第6章 サイエンスが描くファインバブルと地球の未来

いきなりの万博出展宣言
10歳若返るパビリオンに「ミラバス」「ミラブルplus」が登場
2人のキーパーソンとの出会いが「ほら」を「現実」に近づけた
新製品開発と海外戦略
ライフデザインホームを組み込みホールディングス体制へ
100年計画と後継者問題
サイエンスが社会に存在する意義とは
ファインバブル技術が地球の未来を救う


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