く:グローバル・リンクのエネルギー革命

2021/03/09

カーボンニュートラル実現のために、さらなる再生可能エネルギーの拡大を


東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故発生から、まもなく10年を迎えます。

日本の一次エネルギーの供給構成を見ると、原子力による供給は、震災前の2010年度には全体の11.2%を占めていました。原子力発電は、電力を安定供給できることに加え、温室効果ガスの排出が少ないというメリットがあり、そのため以前は「環境に優しい電源」と言われていました。潤沢な電力を得つつ地球温暖化を抑制する、夢の電源のひとつでした。

しかし、震災に伴う事故により放射性物質が外に漏れ、環境が大きく汚染されました。原子力発電は、通常稼働をしているときは環境に優しくても、ひとたび事故が発生すれば放射能汚染により環境が破壊され、その回復には何年も何十年もかかることを、私たちは実感しました。

震災以降、原子力発電所の稼働は抑制され、エネルギー源としての供給比率は、2018年度には2.8%にまで下がっています。

11.2%から2.8%へと、8.4ポイント減少した原子力の分を補ったのは、化石燃料と再生可能エネルギーです。化石燃料の割合が4.3ポイント、再生可能エネルギーの割合が3.8ポイント増えています。

日本の一次エネルギー供給構成の推移

地球温暖化の抑制は、すぐにでも取りかからなければいけない課題と言われています。温室効果ガス排出量の少ない原子力発電はかつて、そのための有効な手段のひとつと言われていました。

しかし、原子力発電には大きな危険があることが顕在化しました。その危険は、発生したときの被害があまりにも大きいことがわかり、世界は脱原発の方向に進みつつあります。人類は、原子力に代わる、温室効果ガス排出量の少ない別の電源を手に入れる必要があるでしょう。

そこで注目されているのが再生可能エネルギーです。

IN通信社には、事業として再生可能エネルギーを扱う企業を紹介する書籍があります。一般に広く知られる太陽光発電のほかにも、地熱や風力による発電を扱っている企業もあります。いくつか紹介しましょう。


467_saieneweb

再エネ投資で未来をつくる
~自立・分散型社会の構築をめざすセンチュリー・エナジーの挑戦~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_38

第1章 パンデミックからの回復とエネルギー政策
第2章 未来の環境のためのESG投資と太陽光発電
第3章 太陽光発電事業者の社会的責任
第4章 総合再生可能エネルギー事業者として地域を活性化
第5章 創業者・山中正の理念と哲学
第6章 センチュリー・エナジーが描く再生可能エネルギーの未来図

地震が起こったとき、山中は東京・西麻布の事務所にいた。テレビで報道される、津波がゆっくりと押し寄せてくる光景を、身じろぎもせずに眺めていたことを鮮明に覚えているという。

そして、農畜水産物の風評被害をはじめとして故郷が混乱する様子を見聞きしていくうちに、「われわれはもう、原子力に頼るべきではない」と思うようになった。以前から地球環境に危機感をもっていた山中にとっては、得るべくして得た確信と言えよう。

「いわゆる『原子力村』の人々は、原子力発電はCO2を排出しないクリーンエネルギーだと言って、増設を行ってきました。しかし、命に関わるあんな事故が起こってしまいました。それに、仮に事故がなかったとしても、『使用済み燃料は再生可能なのか?』『廃炉や使用済み燃料の廃棄コストはどうなのか?』などを考えれば考えるほど、疑問が多く出てきます。それで、『原子力発電は、もうだめだ。この先、原子力発電が主力になることはない』と思うようになりました。
そして、FIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)ができることを知り、これからは再生可能エネルギーで社会に貢献する仕事をしていこうと決めました」

そのときにはまだ、再生可能エネルギーについての知識が十分にあったわけではないが、これからはそれ以外に選択肢はないと、山中ははっきり自覚した。

(第5章 創業者・山中正の理念と哲学 より)

『再エネ投資で未来をつくる』前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


438_globallink

グローバル・リンクのエネルギー革命
~日本のモノづくりが世界を救う~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_128

第1章 急変する世界のエネルギー事情と国際的な取り組み
第2章 いま求められる再生可能エネルギーの活用
第3章 再生可能エネルギー業界を牽引するグローバル・リンク
第4章 エネルギー新時代を切り拓く多様な技術と製品群
第5章 「不可能の壁」へのあくなき挑戦
第6章 夢の技術でエネルギーを“つくる”時代へ

一般的に、製造業は多くの電気を使うので電気の購入量も多いと考えられがちだが、多くの工場では自家発電を取り入れている。各家庭や一般企業も、そうした工場と同じように、自分たちが使う電気を自分たちでつくるようになれば、大きな負担となっている電気代に悩まされることもなくなる。

しかも、その電気を環境負荷の少ない再生可能エネルギーで賄うことができれば、地球温暖化などの環境問題も必ずや好転するはずだ。

もちろん、いますぐ再生可能エネルギー発電に取り組んでも、メリットがある企業ばかりではないかもしれない。だが、いざというときのことを考えれば、国レベルでも個人レベルでも、自分たちの生活に欠かせない電気を他人任せにするわけにいかないし、環境負荷の大きいエネルギーをこのまま使い続けるわけにもいかないというのが時代の趨勢だ。実際、化石燃料をエネルギー源として使用することに対する抵抗は、世界中で急速に高まっている。

「エネルギーを買う時代からつくる時代へと変わっていけば、大手電力会社がいらない世の中になるでしょう。それが実現できれば、原子力発電などいらなくなります。それこそが、私がめざしている理想の未来なのです。

とはいえ、まだまだ再生可能エネルギーのシェアは小さいので、これからもっと広げていかなくてはなりません。国をあげて取り組んでほしいですね」

と、冨樫は語る。

(第6章 夢の技術でエネルギーを“つくる”時代へ より)

『グローバル・リンクのエネルギー革命』の前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


Ecoweb

エコスタイルの挑戦
~2030年までまだまだ必要、太陽光発電投資~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/kankyo#h.p_ID_216

第1章 本格的な再生可能エネルギーの時代が到来
第2章 太陽光発電事業で躍進するエコスタイル
第3章 あんしん太陽光発電エコの輪
第4章 顧客の声がエコスタイルの成長を後押し
第5章 木下公貴のめざす企業ビジョンと人生哲学
第6章 エコスタイルが描く再生可能エネルギーの未来図

エコスタイルが提案する自給自足プロジェクトは、太陽光、水力、地熱、風力、バイオマスといった、地域の財産である「自然の恵み」をエネルギー(電気)に換えて、その地域で消費することにより、自然を守るとともに自然を有効活用し、結果的にその恩恵が地域へ還元されることを原点とする。そして、地域における持続可能な循環型社会に根ざした電力事業のしくみを構築し、普及、発展させることで、地域の活性化や環境貢献に尽力していきたいとの考えが基本にある。

(中略)

「それぞれの地域には固有の資源があると思うのです。温泉があれば地熱を利用できるし、水が豊富な地域は小水力、日射量が多いところは太陽光を使うなど、当社では、それぞれの地域特性を活かした電源開発を提案させていただきます。

これまでは、二酸化炭素(CO2)を削減しようとすると経済活動を抑制することにつながると考えられがちでした。でも、そうではなく、われわれとしては、環境にも貢献でき、経済的にもプラスになるものをつくりたいのです。再生可能エネルギーを導入し、それに伴う産業が普及すれば、そこに雇用が生まれ、経済活動も活発化します。経済活動を抑制しないとCO2の削減はできないという古い発想は改めるべきで、むしろ、地域固有の自然資源を活用したエネルギー事業が地域経済にもたらすプラスの効果に目を向けてほしいと思います」

エネルギー事業というのは地域社会にとってインパクトを持つ事業である。エコスタイルでは、自給自足プロジェクトに積極的に取り組むことで、再生可能エネルギーによる地域電力インフラのイノベーションを推進し、さらには地方創生にもつなげていきたいとしている。

(第6章 エコスタイルが描く再生可能エネルギーの未来図 より)

『エコスタイルの挑戦』の前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


こうした企業がもつ地球環境への思いや、その事業活動などを知ることにより、再生可能エネルギーへの理解が深まったり、地球環境の保全につながる行動を起こしたりするきっかけのひとつになれたなら……。

そんなことを思いながら、IN通信社では本をつくっています。





2017/10/17

『グローバル・リンクのエネルギー革命』前書きと目次

438_globallink


グローバル・リンクのエネルギー革命
~日本のモノづくりが世界を救う~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-438-9
初版発行:2017年10月22日




はじめに

「資源小国日本」

これは、わが国が以前から内包し、今後も対応を迫られる重大な課題である。

たとえば、日本の食料自給率(カロリーベース)は40%にも満たない。自給率が低いということは、輸入が途絶えれば国民の食生活が成り立たなくなるおそれがあるということだ。そのため、国産農林水産物の消費拡大をめざそうと、さまざまな取り組みが進められている。

さらに、民生と産業の双方の維持・発展に欠かせないエネルギーの自給率はわずか6%(2014年)と、食料自給率の比ではないほど低い。現代社会において電力は不可欠なものであり、それがなければ文化的な生活を送ることは難しいにもかかわらず、日本はエネルギーの94%を輸入に頼っているのだ。

バブル期のような勢いは見られないものの、日本はいまだに世界第3位の経済大国である。2016年の日本の名目GDPは4兆9386億ドル(IMF「World Economic Outlook」)、また都市別に見たGDPランキングでは東京が世界第1位となっている(Brookings Institution「Global Metro Monitor」)。

こうした経済活動を支えているのは、日々大量に消費されているエネルギーだ。世界最大級のエネルギーグループ企業であるBPの統計によれば、日本は一次エネルギー消費量(商業的に取引される燃料および発電用の再生可能エネルギーの合計)の国別ランキング(2016年)で、中国、アメリカ、インド、ロシアに次ぐ第5位となっている。

また、東日本大震災以降、節電意識が全国的に高まったとはいえ、いまでも日本の国民1人あたりの電力消費量(2014年)は、主要国のなかでカナダ、アメリカ、韓国に次ぐ第4位である(IEA「WORLD ENERGY BALANCES」2016 Edition)。

24時間営業のコンビニエンスストアやファミリーレストラン、早朝から深夜まで営業しているスーパーマーケット、24時間365日稼働し続ける自動販売機などは、日本ではあたりまえのようになっているが、世界を見渡せば、先進国ですら、そこまでの利便性を追求している国はそう多くない。こういった便利さは、大量に消費される電気と引き換えに日本人が手にしているものだ。

にもかかわらず、原子力を除く日本のエネルギー自給率はわずか6%というのは、不安定さを増しつつある世界の政情を考えれば、あまりにもリスキーなのではないだろうか。

同じ島国でも、北海油田をはじめとする豊かな地下資源に恵まれたイギリスとは違い、日本は固有のエネルギーや資源がきわめて乏しい。そのため、石油や天然ガス、石炭といった化石燃料を輸入してエネルギーを賄っているが、そのうち石油と天然ガスは政情が不安定な中東諸国に依存しており、供給体制には常に不安がつきまとっている。

しかも、中国やインドなどをはじめとするアジア諸国の急激な経済発展に伴い、世界全体における資源やエネルギーの需要は右肩上がりに増えている。このままいくと、今後、日本が安定的に化石燃料を確保することは困難になるであろうことは想像に難くない。

それに加えて、これら化石燃料を使用する、火力発電や各種の工場、輸送システムなどは、地球温暖化の原因となるCOなどの温室効果ガスを発生するというデメリットがある。最近では、局地的豪雨の多発や干ばつ、ハリケーンや台風の被害の増加など、地球温暖化の影響とみられる異常気象が地球規模で起きているが、このまま温暖化が進めば、こうした異常気象はますます顕著になるおそれがある。

世界各国の協議によって京都議定書やパリ協定などが締結され、世界的な規模でCOの排出量削減が進められようとはしているが、2017年6月1日にアメリカのトランプ大統領がパリ協定からの離脱を正式に発表したことで、地球の気温上昇を産業革命前と比較して2度未満に抑えるための取り組みを推進することが困難になる可能性も生じてきた。

とはいえ、アメリカの離脱の発表を受けて、中国が即座にパリ協定順守の意向を表明したように、世界の主要国は今後もCO排出量削減のための協力体制を強めていくものと見られている。離脱を決めたアメリカにしても、大気汚染や公害に反対する国民パワーがCO排出量の増加を許さないだろう。

かつて「地球温暖化は中国がつくりあげた『でっちあげ』にすぎない」と発言したこともあるトランプ大統領が、いかに地球環境保護の流れに逆行しようとしても、世界はすでに化石燃料に依存しすぎることのリスクに気づいている。化石燃料は、使い続ければいつかは必ず底をつく。可採残量に限りがある化石エネルギーに依存して成り立つ文明は、けっして持続可能なものではないのだ。

しかも、安定して大量の電気を供給でき、温室効果ガスを排出しない安心安全なエネルギーとのふれこみで推進されてきた原子力発電は、福島第一原子力発電所の事故により、その安全神話がまやかしであったことを露呈してしまった。

東日本大震災が引き起こした津波によって全交流電源喪失状態に陥った福島第一原子力発電所は、水素爆発を起こして建屋が吹き飛び、大量の放射性物質を大気中に放出した。その結果、国際原子力事象評価尺度(INES)において最悪のレベル7に分類される、史上類を見ないほどの大規模かつ深刻な事故となった。

こうしてみると、地球温暖化を招く火力発電や、ひとたび事故が起きれば放射性物質の拡散などのリスクを抱える原子力発電は、エネルギーを確保する手段として理想的なものであるとは、とても言えないのが現実だ。

そこで期待されるのが、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマスといった自然の力を利用する、クリーンで再生可能なエネルギーの活用である。これらは化石燃料に比べて自然環境への負荷が少なく、地球温暖化対策にもつながり、放射能汚染の心配や大規模な人的災害につながるおそれもない。

その再生可能エネルギーの分野で、独自に開発した技術によって着実に業績を伸ばしているのが、本書で紹介するグローバル・リンク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:冨樫浩司氏)である。

「ソーラー発電と蓄電で日本の未来に安心を」を社是に掲げるグローバル・リンクの設立は、2011年4月18日。東日本大震災の発生からわずか1カ月後のことである。

震災が起きたとき、大手造船会社の研究開発の職を辞していた冨樫氏は、故郷の宮崎市で、年老いた母親の世話をする日々を送っていた。そこに、かねてからつきあいのあった広告代理店の社長が訪れ、冨樫氏を一喝した。

「いつまでのんびりしているんだ。田舎に引っこんでいる場合じゃない。一刻も早く東京に戻って、おまえが持っている技術を活かして電気が使えるしくみをつくれ! 被災地の人たちを救うんだ」

その社長は、冨樫氏が蓄電システムに関する特許を所有していることを知っていた。それこそが震災で大きな被害を受けた日本社会にとって大きな希望の光になるに違いないと考え、なんと創業資金として3000万円を用立てようとまで申し出てくれたのだ。

「私が開発していた蓄電技術の可能性を、彼は信じてくれていたのです。震災で電気の供給が少なくなっているいまこそ、その技術を使うときだと教えてくれました」
と、冨樫氏は当時を振り返る。

東京に戻った冨樫氏は、グローバル・リンクを起こすとすぐに、自前の特許を駆使して小型太陽光発電と蓄電池を組み合わせた独自のシステム「G‐SOLAR」を開発し、OEMによって製品化した。

日本では、電力供給が不足していた終戦直後や、電気工事技術などが未発達だった1960年代ごろまでは、地域ごとに順番に電力供給を止める輪番停電がしばしば行われていたが、近年では電気工事技術の発達などにより、電気の供給が止まることはほとんど見られなくなっていた。

しかしグローバル・リンクの創業当時は、福島第一原子力発電所の事故の影響で全国各地の原子力発電所が運転停止に追いこまれ、日本の電力事情は逼迫していた。特に東日本では深刻な電力不足に陥り、一時的とはいえ、東京都内でも電力の供給制限、いわゆる計画停電が実施されていた。

また、電力ピーク需要を減少させるために節電対策が推進され、駅のエスカレーターが止まったり、公共機関におけるエアコン使用の抑制が行われるなどして、多くの人々が節電の影響を受けていた時期であった。オフィス自体は照明がついていても、ビルのエントランスや廊下の照明は消され、どこへ行っても薄暗かったことを、ご記憶の方も多いのではないだろうか。

こうした状況のなかで、誰もが新たな発電技術や蓄電システムを求めていたため、グローバル・リンクには創業早々から注文が殺到した。というのも、2011年の時点で太陽光発電と蓄電の両方の技術を擁する企業は、グルーバル・リンクのほかには1社しかない状況だったからだ。

「当社の持つ技術が時代のニーズと合致したため、創業からわずか1年たらずで出資してもらった3000万円を返すことができました」

と、冨樫氏は語る。

創業から半年ほど経ったころのことだった。テレビのニュースで、宮城県のある病院の院長が「電気が来ないので治療ができない」と嘆く姿を目のあたりにした冨樫氏は、すぐさま仙台市の病院を訪問し、「G‐SOLAR」を寄贈した。すると、その話題が複数のテレビや新聞にとりあげられ、グローバル・リンクの名が全国に知られることとなった。

この一件こそが、グローバル・リンクにとって大きな転機となった。これを契機に、それまで無名だったグローバル・リンクに、1日100件を超す問い合わせが寄せられるようになったのだ。

以来、グローバル・リンクの業績は右肩上がりに伸びている。現在までに設置した太陽光発電所の数は15府県69プラントにのぼり、その発電規模は原子力発電所1.5基分に相当するという。売上高もグループ全体で67億円を超えるまでに成長した。

本書は、再生可能エネルギーの普及に尽力し、各地のインフラのイノベーションに取り組むグローバル・リンクの事業活動を紹介するとともに、同社社長・冨樫浩司氏の経営理念と人生哲学に迫るものである。これは現在、再生エネルギー関連の事業に携わっている人のみならず、地域環境の未来を考え、日本の将来に関心を寄せる多くの一般読者にとっても、貴重な指針の書となるであろう。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。

 2017年9月  鶴蒔靖夫



はじめに


第1章 急変する世界のエネルギー事情と国際的な取り組み

エネルギーに対する世界の考えを一変させた東日本大震災
世界で進む脱原子力発電の動き
深刻さが増す地球温暖化
地球温暖化の歯止めになるか、COP21「パリ協定」
2015年のもうひとつのトピック「SDGs」
地球温暖化防止の流れに逆行するトランプ政権
地球規模で増えつつある再生可能エネルギー導入
FIT制度の改正が再生可能エネルギーに与える影響
合意されたクリーンエネルギーへの投資増強


第2章 いま求められる再生可能エネルギーの活用

持続可能な社会の実現に欠かせない再生可能エネルギー
主な再生可能エネルギーの特徴
温暖化解決の鍵は分野ごとのイノベーション
注目される日本の地熱発電や水素技術
いよいよ政府が本腰を入れ始めた再生可能エネルギーの導入拡大
崩れ去った「オール電化神話」
震災後に必要性が再認識された「無停電マンション」
蓄電技術の向上が電気事情を大きく変える
再生可能エネルギーの導入が進むと電気料金が上がるのか
時代は「売電」から「自家発電」へ


第3章 再生可能エネルギー業界を牽引するグローバル・リンク

東日本大震災を機に起業を決意
技術をもって被災地に寄り添う
創立5年で原子力発電1.5基分の電力供給を実現
廃校を産業用太陽光発電に活用し、税収増で地元に貢献
温泉宿のM&Aで地熱発電分野にスピード進出
地熱発電で過疎地域を活性化
24の特許技術と尽きないアイデアで業界を常にリード
「ベストベンチャー100」に選定


第4章 エネルギー新時代を切り拓く多様な技術と製品群

太陽光発電に代わる次世代の再生エネルギー
世界に立ち遅れている風力発電分野でも活路を見いだす
温泉熱を活用する地熱バイナリー発電
医療・産業廃プラスチックを発電動力に活用
油化プラント技術を応用しジェット燃料を生成
永久磁石を使って恒久的に電気を生み出す夢のシステム
ノンフロン冷媒ガス「G‐POWER」を開発
蓄電技術を応用して生み出された製品群


第5章 「不可能の壁」へのあくなき挑戦 ―冨樫浩司の経営理念と人生哲学―

「世の中にないものをつくりだす」が経営理念
子どものころから好きだったモノづくり
大手自動車メーカーで金型設計の業務につく
日立造船に転籍し蓄電システムに出合う
発電・蓄電技術で社会に大きく貢献
夢のエネルギーをつくるため「不可能の壁」を乗り越えろ


第6章 夢の技術でエネルギーを“つくる”時代へ ―グローバル・リンクが描く未来―

世界進出に向け、まずは香港市場での株式上場をめざす
「夢の技術の開発」をミッションに掲げて
課題は次世代の育成
死ぬまで「モノづくり」はやめられない
挑戦し続ける研究者魂
めざすは「電力会社のいらない未来」


IN通信社の本 セミオフィシャルサイトへ行く




その他のカテゴリー

*人材ビジネス・アウトソーシング *冠婚葬祭・保険 *医療・医薬・健康 *建築・建設・不動産 *情報・通信 *投資・金融 *教育・学校・塾 *流通・サービス *環境・電力 *社会 *福祉・介護・高齢者 *美容・理容 *製造・メーカー あ:アビストの挑戦 あ:新たなる大学像を求めて あ:明日の農業に挑戦 い:いま、なぜ専門家集団薬局なのか い:いま、ふたたび維新に挑む い:医学部受験 富士学院の軌跡と奇跡 い:生きる力を支える医療 う:WASHハウスの挑戦 う:「梅の花」のおもてなし う:「美しさ」が「感動」に変わる瞬間(とき) え:ACNグループの挑戦 え:LED革命 え:エコスタイルの挑戦 お:お泊りデイサービスは、なぜ必要なのか お:お金のない人は知恵を出せ お:オフィス環境革命 お:オーイズミグループの挑戦 お:オーレックの挑戦 か:カーシェアリングの時代がやってきた! か:学校法人電子学園の新たなる挑戦 か:学歴がなくても、年収6億円を稼ぐ男の人生 か:感動のある人生を。 か:感謝な心 か:菓子と笑顔を機械でつなぐ 菓子づくりのオンリーワン企業 き:喜働って、なに? き:技術立国 日本の復活 き:記録メディアに人生をかけた男 き:逆境こそわが人生 く:クルマを「きれい」にする美学【KeePer】 く:クレアスライフの挑戦 く:グランヴァンの挑戦 く:グリーン・パワー く:グローバルニッチトップ企業の真髄 く:グローバル・リンクのエネルギー革命 け:建設業の未来を支える人づくり け:経営の条件 け:経営道を究める こ:コーア商事グループの挑戦 こ:合人社グループの挑戦 こ:合格にいちばん近い予備校 東京アカデミー こ:国民は150人の命を救えるか! こ:心で寄り添う“終の住処” さ:「再エネ農業」で所得倍増! さ:「最優」へのあくなき挑戦 さ:三光ソフラングループ 未来への挑戦 さ:再エネ投資で未来をつくる し:“真の医薬分業”へのあくなき挑戦 し:「シャボン玉石けん」の挑戦 し:人生100歳時代 不動産投資のフロンティア し:信頼が絆を生む不動産投資 し:信頼への挑戦 し:情報活用で未来を切り開く し:白石幸生のアートビジネスの世界 し:自分らしい人生の卒業を望むあなたへ し:進化するコインパーキング す:すべては学生のために せ:専門医が集まる大型クリニック せ:製造業の未来をつくるアウトソーシング そ:創発経営 そ:創造と革新 た:“匠”のアウトソーシング た:「タイムズ」が切り開くクルマと社会の新たな未来 た:大学からの地方創生 た:大学教育再生への挑戦 ち:地方発 ローカルベンチャー成功の条件 ち:地球サイズの人づくり ち:小さな泡が世界の生活を変える ち:知恵ある経営者は「しくみ」で儲ける と:土地を活かす知恵 人を活かす情熱 と:土地活用革命 と:東北の小さな大企業 と:独創モータで世界を動かせ ど:どうする!医療改革 に:21世紀は「音楽と福祉」の時代 に:21世紀型互助会のすゝめ に:24歳で起業した社長“快進撃の裏側” に:「日本リファイン」の挑戦 に:二松學舍大学の挑戦 に:日本の医療現場を考察する に:日本の美容を支える力 に:日本をマネジメントする会社 は:ハートフル エンジニアリング は:バス旅女子が選ぶ 日本でいちばんバス会社らしくないバス会社 は:初めて家を持つ人を応援する ひ:人と技術をつなぐ企業 ひ:光触媒の新時代 ふ:ファインバブルが地球の未来を救う ふ:不運は神様からのおくりもの へ:ベストケアの挑戦 ほ:“本気”になったら「大原」 ほ:ボランティアの時代 ほ:保育士がたりない! ほ:本日入社、本日オープン! ま:毎日が産直!「わくわく広場」が変える食の風景 め:メモリードグループ 100年企業への挑戦 め:目覚めよ、薬剤師たち! や:屋根の革命 や:薬剤師新時代の到来 や:薬局新時代 薬樹の決断 ゆ:夢を叶える予備校 よ:洋館家グループの挑戦 り:理想の介護を求めて 書籍・雑誌 著者:たかのゆり 著者:山野正義 著者:松村博史 著者:鶴蒔靖夫

カテゴリー

無料ブログはココログ