さ:三光ソフラングループ 未来への挑戦

2021/05/12

三光ソフラングループ・高橋誠一さんのインタビューが「GMO賃貸DX WEBメディア」に掲載


埼玉県で家業の「町のお米屋さん」からスタートし、いまでは一大不動産企業グループを率いるまでに成功した、三光ソフランホールディングス株式会社 代表取締役社長の高橋誠一さんのインタビュー記事が、不動産賃貸のDXマガジン「GMO賃貸DX WEBメディア」の「リーダーインタビュー」に掲載されています。


【リーダーインタビュー】高橋誠一様|街のお米屋さんから、一大不動産企業グループの社長へ。その成功の軌跡を辿る


このインタビューでは、大学卒業後に実家の米穀店を継いだいきさつから、その家業を地域いちばんの米穀チェーンへと成長させた「自由なやり方」、そこから不動産業へと転身したきっかけと、そこから現在への成功へと続く軌跡が、簡潔に記されています。この記事だけを読んでも、高橋誠一さんのユニークかつドラマチックなビジネス人生の輪郭がわかります。


ただ、ウェブのインタビュー記事ですから、文字数の制限もあるのでしょう、あまり細かい記述はできなかったようです。三光ソフランホールディングスを中核とした三光ソフラングループは、不動産事業を中心に、宿泊、医療、軽飲食、保育園など、幅広く事業を展開していますが、記事の掲載先が不動産賃貸関連のウェブメディアであることもあってか、不動産以外の事業についてはほとんどふれられていません。


記事で少しふれられている「ホテル」に関しては、実は建設するだけでなく、運営も三光ソフラングループの企業が行っています。今年8月にはラグジュアリーホテル「ブルーオーシャン宮古島」がオープンする予定です。


また、昨年までは東京・高田馬場で営業し、人気の高かった「しろくまカフェ」(アニメ「しろくまカフェ」公認のコラボカフェ)も、実は三光ソフラングループの運営です。高田馬場の店舗は昨年で閉店しましたが、今年7月に宮古島で移転オープンが予定されています。


海外での事業展開もしており、2016年にインドネシアに日本人向けサービスアパートメント「PALM SPRINGS」を開業、今年には2軒目となる「PALM SPRINGS BURBANK SUITES」もオープンしたようです。


チカランに日本人アパート開業 大浴場・サウナ併設 三光ソフラン(じゃかるた新聞)
https://www.jakartashimbun.com/free/detail/55436.html


「町のお米屋さん」からスタートした、高橋誠一さん率いる三光ソフラングループが、どのような考えで事業の転換および多角化を成功させ、ここまで成長してきたのか。そこには、「GMO賃貸DX WEBメディア」の記事には書かれていないドラマがあります。そうした部分に興味がありましたら、ぜひこちらの書籍もお読みになってください。


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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を――人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/realestate#h.p_ID_38

第1章 いざというとき、国が頼りにする男
第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する
第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業
第4章 「一番」がいちばん似合う男 ―― 高橋誠一・経営者人生の軌跡
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ
第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


2021/03/24

宮古島で初となる女子プロゴルフ大会が開催


Miyakojima


その海とビーチの美しさで、いまでは沖縄一の観光スポットとなっている宮古島市。

2015年には宮古島と伊良部島とを結ぶ伊良部大橋が完成し、2019年には下地島空港に「みやこ下地島空港ターミナル」がオープンして国内線・国際線の定期就航が始まり、さらにはクルーズ船の寄港などもあって、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる以前の宮古島市への入域観光客数は、毎年ハイペースで伸びていました。2018年度(4月~3月)の入域観光客数は114万3031人と、過去最高を記録しています。


しかしその後、新型コロナウイルスの感染拡大により、全都道府県で緊急事態宣言が出され、各種の自粛要請や、外国クルーズ船のキャンセルなどもあり、2020年度の入域観光客数は4月~2月までの推計で32万8995人にまで減っています。

3月の数字はまだ出ていませんが、1月の入域観光客数が約1万5500人、2月が1万2000人だったことに加え、1月なかばから3月にかけて人口の多い都府県で2回めの緊急事態宣言が出ていたことを考え合わせれば、3月の入域観光客数はおそらく1万人程度ではないかと想像します。その結果、仮に2020年度(4月~3月)の入域観光客数が34万人程度になったとすると、最高記録となった2018年度と比べて、およそ70%の減となります。


月別入域観光客数(令和3年2月)/宮古島市の入域観光客数推計値(H25年度~R2年度)(宮古島市ホームページ)
https://www.city.miyakojima.lg.jp/gyosei/toukei/files/R030301.pdf


2021年の緊急事態宣言では、沖縄県は対象地域に入りませんでしたが、宮古島市では1月に新型コロナウイルスの市中感染が急速に広がり、26日までに135人の感染が確認されたため、1月末頃から2月上旬にかけて事実上のロックダウン状態に追い込まれたことがニュースになりました。ただ、その後はさまざまな感染対策が奏功したのか、3月に入ってからの新規感染者数は23日までの時点で4人に収まっており、いまではだいぶ落ち着きを取り戻しているようです。


宮古島市におけるコロナウイルス感染症陽性者の状況【令和3年3月23日現在】(宮古島市ホームページ)
https://www.city.miyakojima.lg.jp/kurashi/kenkou/files/20210323.pdf


宮古島市では、例年行われていたイベントのなかには昨年に続き今年も延期や中止が決まったものも少なくないようですが、4月4日には海開き宣言が行われますし(今年はイベントは行わず、関係者による宣言のみとなるそうです)、「宮古島ビーチバレー大会2021」(6月5日~6日)など開催されるイベントもあります。

また、女子プロゴルフ大会の「レディスゴルフ2021 IN MIYAKOJIMA」も、3月28日~29日に宮古島内の2か所のゴルフコースで開催されます。宮古島で女子プロゴルフの大会が行われるのは、これが初めてだそうです。

もちろん、まだ当分は十分な感染対策を継続することが重要ですが、宮古島市としては、こうしたイベントなどを通じて、少しずつでも宮古島に訪れる人の数を取り戻していきたいところでしょう。


宮古島というと、美しい海とビーチがあるマリンリゾートのイメージが強いように思いますが、実はゴルフリゾートとしても魅力的なところなのだそうです。「レディスゴルフ2021 IN MIYAKOJIMA」は、「ゴルフリゾート宮古島」としての知名度を上げるとともに、ビーチクリーンなどエコ活動への取り組みを全国にPRすることを、目的としているそうです。

残念ながら、新型コロナウイルスの感染予防のために無観客での開催となりますが、沖縄県出身の佐渡山理莉選手、与那覇未来選手、大城美南海選手などの出場が予定されており、若手ゴルファー30人による熱戦が繰り広げられるとのことです。

また、選手のほかに、大会を通して環境保全に対する意識を促進することを目的とするコンペティション「ミス・アース・ジャパン」の2020年ウィナーなども来島の予定です。


宮古で初の女子プロ大会/全管協・三光ソフラン(宮古毎日新聞 電子版 2021年3月23日(火) 8:58)
http://www.miyakomainichi.com/2021/03/138282/


この大会を主催するのは、三光ソフランホールディングス株式会社と全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)です。全管協は全国の賃貸住宅管理業者で構成される業界団体で、三光ソフランホールディングス代表取締役の高橋誠一さんが会長を務めています。

ところで、なぜ、三光ソフランホールディングスが宮古島で開催されるゴルフ大会を主催しているのでしょうか。


三光ソフランホールディングスは、不動産事業を中心に、宿泊事業、医療事業、軽飲食事業、保育園事業など、さまざまな事業を行う企業を20社ほど傘下に持ち、三光ソフラングループを形成しています。

主要となるのは不動産の売買や建築、収益不動産の運用や管理などといった不動産事業ですが、近年は不動産活用の発展型として観光・宿泊事業に力を入れています。すでに京都と東京では「Stay SAKURA」というブランド名で展開する宿泊施設が40棟近くあります。

そして現在、宿泊事業のなかでも三光ソフラングループが最も注力しているのが、宮古島市でのプロジェクトなのです。2021年1月の時点で28棟のプチホテルと9棟のヴィラを展開していて、8月末にはリゾートタイプの高級ホテル「ブルーオーシャン宮古島リゾート」も新たにオープンします(「ブルーオーシャン宮古島リゾート」を運営する三光ソフラングループのオーシャンフロント株式会社では現在、正社員のオープニングスタッフを募集中です。詳細は「マイナビ」のサイトで)

三光ソフランホールディングス代表取締役の高橋誠一さんは、次のように語っています。



「『ブルーオーシャン宮古島』の設計を始める前に、このエリアでいちばん豪華だという評判で、なかなか予約がとれない人気ナンバーワンのホテルに、私自身が泊まってみました。そのときの宿泊体験を踏まえて、そのホテルよりも豪華で、細かいところにまで配慮が行き届いたホテルをつくろうと考え、私自身が基本設計図を引き、隅々まで自分でチェックするほど気合いを込めてつくっているのが『ブルーオーシャン宮古島』です」

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ より


さらに2022年の夏頃には、ギリシャのサントリーニ島をイメージしたリゾートホテル「サントリーニ宮古島」の建設も予定しています。



「実際に私がギリシャに行き、あらゆる角度、あらゆる要素の写真を撮ってきました。それをもとに設計のコンペティションを行い、いちばんイメージに近いものを採用しました」

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』(鶴蒔靖夫・IN通信社)
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ より


ところで、三光ソフラングループが展開する宮古島のホテルには、各部屋にキッチンユニットが設置され、冷蔵庫や洗濯機も置けるようになっているそうです。これは、欧米などでよく見られる長期滞在型の利用者を意識した設計なのですが、それと同時に、将来的に賃貸需要が大きくなってきた場合には賃貸物件に転用できるように、との狙いもあるようです。

このあたりの発想が、不動産事業も行っている三光ソフラングループならではと言えそうです。観光・宿泊事業だけを行っている企業には、なかなか出てこないのではないでしょうか。


しかも、三光ソフラングループの最初の出発点は、実は「町のお米屋さん」です。埼玉県で家族経営されていた一軒の米穀店が、やがて地域でいちばんの米穀店チェーンとなり、そこから不動産業に転身し、さらには宿泊、医療、保育園などにも事業領域を広げて、いまでは一大企業グループとなりました。

「町のお米屋さん」の御用聞きから始まり、いまや、日本一、海のきれいな宮古島で日本一のリゾート開発に挑むまでになった三光ソフラングループとは、どのような企業グループなのか。どのような経営理念や戦略で、ここまで発展してきたのか。そういったことに関心をもたれたら、『三光ソフラングループ 未来への挑戦』をぜひお読みください。


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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を――人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~
https://sites.google.com/view/intsushinsha/realestate#h.p_ID_38

第1章 いざというとき、国が頼りにする男
第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する
第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業
第4章 「一番」がいちばん似合う男 ―― 高橋誠一・経営者人生の軌跡
第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ
第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

前書きと詳細な目次がこちらのページでご覧いただけます。


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ちなみに、丸善 丸の内本店さんの週間ベストセラーランキング(2021/3/11~3/17)ビジネス書ジャンルで、第7位にランクインしました! ありがとうございます。



2021/03/03

『三光ソフラングループ 未来への挑戦』 前書きと目次

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三光ソフラングループ 未来への挑戦
~真の「幸せ」と「豊かさ」を ―― 人生100年時代を支える「お金持ち大家さん」の魅力~


著者:鶴蒔靖夫
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-87218-465-5
初版発行:2021年3月12日




はじめに

2019年の日本人の平均寿命は、男性81・41歳、女性87・45歳となり(厚生労働省「令和元年簡易生命表の概況」)、人生100年時代はまさに目前といった状況だ。

長寿はおおいにめでたいことだが、その一方で、人生が長くなればなるほど、アクシデントに見舞われる可能性も高くなる。地震、台風、洪水などの自然災害に遭う可能性もあれば、バブル経済の崩壊やリーマンショックなどのような経済不況の大波が襲ってくることもある。最近では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに世界中が震撼した。

生きていれば必ず、なにか事件や事故は起こるものだ。どれほど英知を働かせようと、人類の技術がどれほど高度に発展しようと、そうしたアクシデントを完全に避ける方法は、おそらくない。だからといって、ただ手をこまぬいているだけでは、生きている甲斐がない。

「いちばん大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである」

これは、古代ギリシャの哲学者・ソクラテスの言葉だ。紀元前5世紀に生きたソクラテスは、当時すでにそのことを看破していた。

長寿が普通になればなるほど、特に人生の後半生をどう生きるか、その充実がいっそう強く求められるのではないだろうか。人生100年時代では、60歳~65歳で定年を迎えたとしても、その後も人生は30年余りも続く可能性が高い。その30年をどう生きるか。「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、人生の満足度は、「終わり」の30年に大きく左右されると言えそうだ。

ところが日本では、人生の後半は非常に厳しい状況におかれるのが現実だ。年金支給額は現在ですら、定年まで勤めあげても、夫婦の年金を合わせただけでは、どうにか暮らせるかすら危うい状況にある。今後は年金支給額がさらに下がっていくことが予想され、そうなった場合、年金だけでは生活ができなくなるだろう。

そもそも定年年齢も65歳にまで引き上げられ、今後さらに70歳にまで延長される可能性が高い。仕事を引退し、悠々自適の生活をしたくても、そう簡単には仕事を辞められないし、辞めたら辞めたで年金だけでは暮らしていけない。

実際、2019年6月に金融庁の金融審議会がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」では、定年後には生活費などの支出に対し年金などの収入が毎月約5万円の不足となり、そのため定年後に30年生きるには、金融資産「約2000万円の取崩しが必要」と指摘している。つまり、政府自ら、現在の公的年金制度では、老後の生活は支えられないと公言したわけだ。

ところが、これに対して「政府は公的な責任を放棄している」と国民から非難の声があがると、政府はあわてて「この報告は世間に対して不安や誤解を招く」と釈明。この報告書を正式なものとしては受け取らないとして、事実上葬った。つまり、国民の老後の生活不安はそのまま蓋をされたかたちとなり、国が問題の本格的な解決に臨むことは期待できないということが露呈した。

日本はしばしば、公的な問題解決力は低いが、民間のパワーはそれを補って余りあるほど優れていると言われる。老後の生活不安についても、不安のない、安定的で豊かな老後の暮らしを実現するスキームを20年近くも前につくり、みごとな解決策をすでに示している民間企業がある。それが本書で紹介する、三光ソフランホールディングス株式会社(本社・東京都中央区八重洲)だ。

三光ソフランホールディングスは、傘下に三光ソフラン株式会社、株式会社アップル、株式会社アミックス、株式会社KACHIALなど18社(2020年10月現在)を擁する一大企業グループだ。不動産事業を中心に、宿泊事業、医療事業、軽飲食事業、保育園事業など、幅広く事業を展開している。

なかでも中核となっているのは「お金持ち大家さん」という事業だ。これは「不安のない、安定的で豊かな老後」を約束する、いま最も必要とされ、求められている事業である。そのしくみは本文で詳しく説明するが、聞けば聞くほど「お金と頭は使いよう」だと納得できる。この「お金持ち大家さん」を実行し、ゆとりのある老後を楽しんでいたり、老後の不安を感じずにリタイアの日がくることを待望していたりする人は、すでに1500人(2020年5月現在)に及ぶという。

三光ソフランホールディングスを創業し、一代で今日の一大企業グループにまで育てあげてきた、代表取締役の高橋誠一氏の生き方にも、目を見張るものがある。埼玉県大宮市(現・さいたま市)の、いわゆる「米屋」の息子に生まれたというから、経営者としての後ろ盾も、元手となるような資産も、高橋氏にはなかったはずだ。だが、大学を卒業して家業を継ぐと、たちまち県下一の米穀店チェーンに成長させ、店舗数を四十数軒にまで拡大させた。その後、不動産業に転じてからは多彩な事業を手がけ、どれも県下一番、関東一番、業界一番、日本で一番と、すべて「一番」にしてしまったのだ。こうした実績を聞けば、高橋氏のもつ経営者としての資質が並のものではないことがわかる。

高橋氏の経営方針は、驚くほど明快だ。人々が「必要としているもの」「あるといいと思っているもの」ならば、すぐにその実現に向けて行動を起こすこと。それに尽きると言うのだ。

人を喜ばせ、幸せにすることが、とにかく大好きだという高橋氏は、
「要は、おせっかいなんです」
と言って苦笑するが、その実は、「社会のニーズをいち早くとらえ、迅速に行動する」というビジネスの成功法則を、ひたすら実践してきた人物だと言えるだろう。そしてこの法則は、経営者としてばかりでなく、いかに生きるべきかという問いにも答える、松下幸之助氏や稲盛和夫氏など人生哲学の英傑の教えにも通じるものだ。

高橋氏と私の交流が始まったのは20年ほど前からだ。当時の三光ソフラングループはホールディングス体制に移行する前で、年商60億円ほどの、正直に言えばまだ発展途上の企業だった。それまでは事業内容を不動産の有効活用に特化していたが、このころに社会的需要の多い高齢者ビジネスに参入し、高齢者ケアのうちでも特に必要度が高いにもかかわらず、採算効率的に課題が多いことなどから参入者が限られていた、認知症高齢者のためのグループホーム事業に力を入れていた。この事業は、数年後には、グループホームとしては日本一のベッド数を有する規模にまで拡大した。

その後の高橋氏の歩みは「驀進」の2文字に集約される。

現在、三光ソフラングループの主軸企業である三光ソフランは、不動産、建築、コンサルティングを手がけており、なかでも個人年金づくりを推進する「お金持ち大家さん」は他の追随を許さない。

また、アパート・マンションなどの仲介・管理事業を行うアップルは、Apaman Network株式会社がフランチャイズを展開する「アパマンショップ」加盟店のなかで、店舗数、仲介件数ともにナンバーワンの実績を誇る。

ほかにも、三光ソフランと同様の不動産活用やサブリース事業を、事業エリアや顧客対象を変えて展開するアミックスとKACHIAL、さらには宿泊事業や医療事業を手がける企業などをも、三光ソフランホールディングスの傘下に擁する。

しかも、それぞれの企業にも関連会社が複数存在するため、それらすべてを合わせれば50社を超える規模になる。残念ながら紙面の都合もあり、本書でそれらすべての企業について紹介することはできない点については、ご了承いただきたい。

グループ全体の年商は500億円を超え(2020年現在)、1000億円企業への道もすでに確実に視野に入っているという。

現在、高橋氏のビジネスは、不動産事業の枠を超え、新たな領域へと次々と拡大している。それも、単なる思いつきによる拡大ではなく、不動産ビジネスで得た情報を存分に活用し、社会の動きや人々のライフスタイルの変容などを正確にとらえたうえでの拡大なので、その歩みには迷いも逡巡もない。ビジネスのフィールドも日本を飛び出し、世界に拠点を次々と築き始めている。

しかも、多くの創業経営者が悩む事業承継においても死角はない。高橋氏は、長男の幸一郎氏と次男の大輔氏という、2人の優秀な継承者を育てているからだ。タイプの異なる個性をもつ幸一郎氏と大輔氏がいることで、今後の三光ソフラングループは多様な可能性に満ちており、今後どこまで発展していくのか、ますます楽しみになってくる。

本書を通じて多くの読者が三光ソフラングループの存在と高橋氏の経営哲学を知り、そのことによって明日の日本に対する希望を抱くことができたなら、著者としてこれ以上の幸せはない。

なお、本文中の敬称は略させていただいたことを、あらかじめお断りしておく。

2021年1月  鶴蒔靖夫




はじめに


第1章 いざというとき、国が頼りにする男

国の提供数を上まわる数の「みなし仮設住宅」を提供
豊富な人脈、圧倒的な情報力、群を抜く行動力で信頼を得る
「世のため、人のため」という精神が経営を成功に導く
三光ソフラングループの「大切な言葉」


第2章 不動産活用で豊かかつ幸せな人生を実現する

世界62位と想像以上に低い日本の幸福度
老後の生活資金に対する不安が強い日本
退職金を取り崩す日々では不安がつのるのもあたりまえ
いっそう厳しくなる年金の将来
「あなた任せ」では満足な老後を期待できない
自己資金2000万円で始める夢の不動産活用「お金持ち大家さん」
信頼できるパートナーと組むことが成功の鍵
2棟目、3棟目と増やすことで生活はさらに安定する
自己資金1000万円以下でも「個人年金」はつくれる
土地オーナーの財産を守る「財産ドック」
40人のメンバーで「財産ドック」をスタート
「財産ドック」の最初の成果は共済制度の設立
「説得する」のではなく「納得してもらう」
土地オーナーのためのさまざまなサポートを実施
バブル崩壊時もほぼ無傷で乗りきれた理由


第3章 三光ソフラングループの多彩な不動産事業

賃貸不動産の全国ネットワークを実現した「アパマンショップ」
全国賃貸管理ビジネス協会の会長として業界を牽引
「アパマンショップ」でナンバーワンの実績を誇るアップル
他社に先駆けてサブリースを導入したアミックス
小規模な土地活用で力を発揮するシャイン・コーポレーションとパイン
横浜で圧倒的な存在感を発揮する横濱コーポレーション株式会社
不動産活用の新たな価値を創造するKACHIAL
JAとの提携から民泊事業のパイオニアへ
世界規模の資産運用を推進
5年後、10年後の経営を追っていく


第4章 「一番」がいちばん似合う男 ― 高橋誠一・経営者人生の軌跡 ―

人生を好転させるポイントは「利他の心」にある
どんなことでも「やり方」「生き方」は自分で決める
どんなことにも必ず「改善」「改良」「改革」の余地がある
どんなことがあっても絶対に嫌な顔はしない
10億円、100億円を動かす人間になりたい
ビジネスでも鮮度が大事、やると決めたら即実行
とことん熱心に取り組むこと以上にお客の心をつかむ方法はない
知らないことは正直に「知らない」と言って教えてもらい、教えは素直に取り入れる
「学ぶ」は「まねぶ」
脳みそが千切れそうになるまで考えて考えて考え抜け
最低3人の意見を聞くが、決めるのは自分自身
人が幸せになる、人が喜ぶ。それが事業の究極の目的
社会的使命を帯びた事業なら、どんなに困難でも挑んでいく
ひたすら前に進んでいけば、すべてがポジティブに変わっていく
素直な心で新事業にどんどん挑戦すれば、人間性や生き方も広がっていく


第5章 宿泊事業や医療事業などの新領域へ

不動産の価値を高める宿泊事業
2030年、観光は自動車を超える巨大市場になる
京都巡りを心ゆくまで楽しめる宿「Stay SAKURA Kyoto」
江戸の伝統と東京の魅力の両方を味わえる「Stay SAKURA Tokyo」
日本のビーチリゾート「宮古島」から世界のビーチリゾート「ハワイ」へ
在宅医療を強力にバックアップするメディカルホットライン
医師が24時間常駐する「ひかりクリニック」
地域に愛される在宅医療の総合クリニックをめざす
患者の利便性向上と医療者としてのレベルアップを図る
「ご用聞き」精神を遺憾なく発揮して地域に貢献
コロナによる医療危機救援に活路を開いた「在宅医療政治連盟」
保育園運営やフィットネス事業などでも社会に貢献


第6章 三光ソフラングループの人づくりと未来戦略

輝く目をもつ人材を徹底的に磨いてダイヤモンドにする
固定観念を壊していく人材を採用し、OJTで鍛えていく
絶対にあきらめず、とことんやりきる人を応援する
やりたい仕事に挑戦し、失敗を恐れず前へ進め
ダイアリーと日程表で時間を効率的に管理させる
さらなるIT化を促進し、新しい技術やサービスにも挑戦
観光立国にもさらに貢献していく
三光ソフラングループの未来をつくる理想的な事業承継者たち
多彩な社会貢献活動で世界の人々の幸福に寄与する
120歳、130歳になっても経営トップであり続ける


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